世界の偉人たちの恋文を漫画で楽しむ新刊『偉人たちの恋文物語世界編』発売！

10月9日の「世界郵便デー」に合わせて、株式会社Gakkenから新刊『偉人たちの恋文物語世界編』が登場しました。この本は、偉人たちが送った実際の恋文に基づいた漫画で構成されており、歴史上の著名人たちも恋に悩んでいたことが描かれています。

本書には、ナポレオンやモーツァルト、マリー・キュリーなど、さまざまなフィールドで名を残した23人の偉人たちの恋文が彩られています。それぞれの恋文は、当時の文化背景や感情を反映したユニークなものであり、思わずクスッと笑ってしまうような内容や、情熱的な言葉がちりばめられていて、歴史に興味ある方にも楽しんでもらえます。

特に、カフカの手紙はその独特な文体と内容のため、当時の彼の心理がダイレクトに伝わるものとして注目されています。また、名作『星の王子さま』の作者サン＝テグジュペリによる妻への手紙は、文学と人生が交錯する場面を提供してくれます。

漫画の中では、各偉人がどのようにして恋文を書いたのか、その恋情の背後にある考えや出来事も併せて解説されています。これにより、ただの漫画としてだけでなく、それぞれの偉人の生涯を知ることができる一冊となっています。

巻末には、各恋文に関連する解説ページが設けられており、恋文の背景や記された内容の意義も掘り下げられています。これにより、読者は単なる恋愛のストーリーを超え、偉人たちの人間味や社会的な状況も感じ取ることができます。

また、全体を通して多様な漫画家たちが手掛けており、彼らの独特な画風がそれぞれの偉人たちを印象的に描写しています。カバーイラストは、ポップで和風なタッチの新進気鋭のイラストレーターによるもので、購買意欲をそそります。

さらに、同時に『偉人たちの恋文物語日本編』も発売され、日本の偉人たちが描かれた恋文を紹介しています。日本編も合わせて楽しむことで、国境を越えた歴史の楽しさを味わえます。

この秋、読書の秋（秋の読書）にぜひ手に取ってもらいたい一冊です。偉人たちの恋愛観に触れることで、彼らの考えや人間性を改めて見つめ直す機会になるかもしれません。歴史に思いを馳せ、彼らの感情に共感しながら読んでみてはいかがでしょうか。

『偉人たちの恋文物語世界編』は、全192ページのボリュームで、定価は1,320円（税込）です。電子版も用意されているので、好きなスタイルで楽しむことができます。興味を持たれた方は、是非ともお見逃しなく！