アイドックの「bookend」がブティック社ストアに登場
アイドック株式会社は、自社の電子書籍配信プラットフォーム「bookend」を、株式会社ブティック社の公式電子書籍ストアに提供しました。この新サービスは、2025年11月4日にリニューアルオープンしたオンラインショップ「ブティック社store」の中で利用可能となります。
ブティック社storeは、著名なEコマースプラットフォームである「Shopify」を基盤に構築されており、様々な書籍や手芸キット、型紙などが購入可能です。特に注目すべきは、月額990円(税込)で1,300冊以上の電子書籍が読み放題となるプランです。このプランにより、利用者は豊富なコンテンツを手軽に楽しむことができるようになりました。
便利なブラウジング
「bookend」では、購入した電子書籍をストアのマイページから「bookend view」を利用してブラウザで閲覧することができます。専用アプリのインストールは不要で、PCに限らずスマートフォンやタブレットからも簡単にアクセスできます。これにより、外出先でも手軽に読書を楽しむことができます。
セキュリティ面にも配慮がなされており、WindowsやMac環境ではPrintScreenによる画面キャプチャが制限されており、ブラウザのフォーカスが外れた場合にはコンテンツが一時的に非表示になる仕組みが整っています。さらに、他のDRM機能が充実しているため、大切な電子書籍を安全に楽しむことができます。
独自のシステムで運用
アイドックは、「Shopify」の決済機能と「bookend」の電子書籍配信機能を連携させる独自のシステムを構築しました。これにより、ブティック社storeで購入した電子書籍は、マイページからのみ閲覧できるようにすることが可能で、安心してコンテンツを楽しむことができるのです。
充実したサービス内容
ブティック社storeでは、単品での電子書籍購入の他に、月額料金で利用できる読み放題プランも充実しています。1,300冊以上のタイトルから自由に選べることで、利用者は幅広いジャンルの書籍を手軽に楽しむことができます。特に、手芸、園芸、健康、占いといった多様なジャンルのコンテンツが豊富に揃っており、自宅での趣味を充実させる手助けをします。
今後の展望
ブティック社の公式オンラインストアを運営する株式会社ブティック社のマーケティング部ディレクター、阿部浩二氏は、電子書籍の自社販売を実現するにあたり、ユーザーに対してセキュアにコンテンツを配信することが重要であったと語っています。また、短納期かつ低コストで独自のECサイトを構築できたことで、サービスの実現に向けてスムーズに進められたとのことです。
まとめ
「bookend」を利用した電子書籍サービスが、ブティック社の公式電子書籍ストアに搭載されることで、多くの利用者が自宅での読書を楽しむことができるようになりました。安全かつ便利に電子書籍を楽しめるこの新サービスは、今後多くのファンに支持されることでしょう。オンラインでの読書体験を一新するアイドックの取り組みに、今後も注目です。