苫小牧の未来を彩る音楽とアートの祭典「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2025」開催報告

2025年9月13日（土）と14日（日）、北海道苫小牧市のキラキラ公園で「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2025」が開催され、音楽、ダンス、アート、食、テクノロジーの多彩なコンテンツが集結しました。このフェスは4年目を迎え、2日間でのべ21,000人が来場し、大いに賑わいました。

会場の魅力と多彩なコンテンツ

会場は無料エリアと有料エリアに分かれており、無料エリアでは苫小牧の美しい海や港をテーマにしたアートインスタレーションや、地元グルメのホッキカレーやカレーラーメン、クラフトビールなどが出店。家族連れや若者たちで賑わい、特に食の楽しさが好評でした。

さらに、GXやクリーンエネルギーをテーマにした体験ブースも展開され、来場者は「カーボンクエスト」というスタンプラリーを通じて環境問題に触れる機会も得ました。このような体験は、地元の未来を形作る取り組みとして非常に意義深いものです。

音楽の祭典

「MIRAI ダンス FEST 2025」では、世代を超えたパフォーマンスが繰り広げられ、観客の熱気も一層高まりました。海沿いの芝生エリアに設営された「ハスカップステージ」では、北海道のアーティストたちがジャンルを超えたショーを提供。初日は影山ヒロノブが、雨をものともしないパフォーマンスで会場を魅了しました。

豪華アーティストが集結

メインステージでの音楽フェスでは、STV札幌テレビの吉川典雄アナウンサーがMCを務め、苫小牧市公式キャラクター「とまチョップ」も登場しました。オープニングアクトには、中学生ジャズバンド「オトノタネ」と、苫小牧を愛するHIP HOPクルー「RICHRIVER」が出演し、会場を盛り上げました。

トリプルヘッダーの出演者たち

- 初日には「Little Glee Monster」が力強いハーモニーで観客を魅了し、続いてロックバンド「T.N.T」が新曲を披露。シンセサイザーとギターが融合したサウンドで注目を集め、ゲストアーティストのSUGIZOとの共演も見応えがありました。

- そして、「きゃりーぱみゅぱみゅ」は、人気曲を連発し、観客を一体にするパフォーマンスを展開。また、SUGIZO率いる「COSMIC DANCE SEXTET」は、壮大なサイケデリックな世界を創り出しました。

- 2日目には、若手バンド「Chevon」や「ねぐせ。」、更には岡崎体育が独自のスタイルで観客を熱くさせました。ラストは話題のアイドル「CANDY TUNE」が大盛況の中、華やかにフィナーレを飾りました。

2026年に向けた期待

今年の「TOMAKOMAI MIRAI FEST」は、雨や風に見舞われながらも盛り上がりを見せ、苫小牧の未来に希望を感じさせるイベントとなりました。次回の開催は2026年9月12日（土）・13日（日）に決定しており、詳細は公式サイトで発表されるとのこと。地域の文化と未来を感じることができるこのフェス、来年も目が離せません。