連載ブログ「ほぐれるCX」が始動!
株式会社mctが提供する新しい連載ブログ「ほぐれるCX」が、全28回にわたり配信されます。このプロジェクトは、顧客体験(CX)を多角的なアプローチで解剖することを目的としており、著者はmctのCEOであり、CXのスペシャリストである白根英昭氏です。
書籍の背景
この連載は、白根氏の著書『いちばんやさしいCX経営の教科書』の刊行に合わせてスタートします。心理学や哲学、歴史といった多方面から顧客体験を探求し、時代や文化を超えた知識を融合させることで、現代社会におけるCXの本質を問いかけます。興味深いのは、3750年前の古代バビロニアにおける顧客の苦情が、今でも変わらないという点です。このように過去の事例を通じて、いつの時代でも求められる価値観に光を当てていきます。
連載の主な特徴
1.
3750年の歴史を持つCXの本質
連載は、古代の苦情の粘土板から始まり、現代の顧客の声へとつなぎます。人間が必要とする「信頼」や「約束の履行」といった基本的な欲求は、時代を越えて変わらないことを示しています。
2.
東西の知恵を融合した独自の視点
日本の伝統的な美学や老舗の知恵を取り入れつつ、西洋のマーケティング理論をも取り込むことで、CXの可能性を新たに探ります。異なる時代や文化から得られる様々な視点が、ブログの中で生かされています。
3.
問いかけを通じた「脱学習」の促進
読者が「当たり前」を再考する機会を提供します。例えば、待つことの価値や創造性の本質に疑問を投げかけ、より深い思考を促すことで、従来の枠組みを脱却する手助けをします。
連載のテーマと目標
代表的なテーマ
歴史的背景を持つCXの変遷を振り返り、人間中心のデザインへと進化させます。
アルキメデスの発見から仕事の「ワーケーション」に至るまで、創造性の由来を追求します。
体験の価値を新たな観点から再考し、「待つ」「飽きる」という側面を肯定的に捉えます。
真の顧客価値を探求する中で、幸せの概念に焦点を当てます。
配信概要
この連載は、2025年10月9日から週1回のペースで公開される予定です。全28回の中で、本編と補足編が配置されています。対象とする読者は経営者やマーケティング担当者だけでなく、哲学や心理学に興味を持つビジネスパーソンまで幅広いです。
著者プロフィール
白根英昭氏は、1963年生まれで、同志社大学で美学を学んでいます。大伸社での経験を経て、mctを設立し、CXに特化したコンサルティングを行っています。彼の豊富な経験と知識は、この連載に大きな影響を与えることでしょう。
株式会社mctについて
mctは、人間中心デザインを基盤にしたCX経営のコンサルティングファームで、顧客価値の創造と企業成長を支える役割を果たしています。今後の「ほぐれるCX」連載から、読者は多くのインスピレーションを得られることでしょう。詳しい情報は公式サイトで確認できます。
株式会社mctでどうぞ。