ヤマハのLGBTQ+支援
2025-11-17 11:34:57

ヤマハが「PRIDE指標2025」で7年連続ゴールド受賞の取り組み

ヤマハが「PRIDE指標2025」で7年連続ゴールド受賞の取り組み



ヤマハ株式会社は、「work with Pride」が策定した評価指標「PRIDE指標2025」において、性的マイノリティの支援に関する取り組みで最高評価の「ゴールド」を7年連続で受賞しました。この受賞は、ヤマハグループがテクノロジーと人材の多様性を最大限に活用し、全ての人々の音楽を支えるという理念を具現化する努力の結果です。

多様性を尊重する企業文化


ヤマハグループは、社員一人ひとりの個性を生かした企業活動を中心に据えており、一人一人の違いが新たな価値を創造する力を持っていると考えています。そのため、特にLGBTQ+の当事者が安心して働ける環境を整えることに注力しています。具体的な活動として、社内での理解促進や支援の実施、外部イベントへの参加などがあります。

東京プライド2025への出展


今年6月、「東京プライド2025」イベントにブースを出展しました。スローガン「Sound and Music is for everyone」の下、レインボーカラーの特別仕様楽器を披露し、多くの来場者と共に音楽の楽しさを分かち合いました。また、プライド月間中には渋谷で関連キャンペーンも展開し、音楽を通じてLGBTQ+への理解を深める機会を作りました。このような外部活動は、ヤマハが積極的にコミュニティ活動に関与する姿勢を示しています。

新たな社内コミュニティの発足


2025年には、LGBTQ+の当事者とその理解者を対象とした社内コミュニティ「Yamaha Rainbow ERG」が発足しました。このコミュニティは、従業員の意向を反映し、自主的に活動に参加できる形で成り立っています。東京プライドの出展では、13名のコミュニティメンバーが企画を主導し、地域の従業員ボランティアを巻き込んで運営を行いました。これにより、社員同士のつながりが強化され、職場環境のさらなる改善が期待されています。

従業員教育と理解の推進


社内では皆が理解し、支え合える環境を作るために、LGBTQ+に関するセミナーや研修を定期的に行っています。ここでは、LGBTQ+ロゴの制定やアライの表明ステッカーの配布を行い、全従業員の理解を深める活動に専念しています。特筆すべきは、プライド月間をこれまでの1ヶ月から3ヶ月に拡大し、全国の拠点で巡回展示を実施したことです。この展示は、LGBTQ+に関する書籍の紹介や、理解促進のためのツールも併せて展開し、多くの従業員に影響を与えました。

相談窓口の整備


さらに、LGBTQ+の従業員向けに相談窓口を設け、誰でも気軽に相談できる環境を整えました。会社の制度も改善され、同性パートナーを含む家族を定義に入れる取り組みを進めています。これにより、LGBTQ+の従業員が安心して働ける職場を目指しています。

今後の展望


ヤマハは、LGBTQ+への理解促進を更に進め、ダイバーシティとインクルージョンの実現に力を注いでいきます。企業活動の根本には、多様な人材の個性を尊重し、それを活かす風土作りが不可欠です。今後も新たな取り組みを通じて、社会に貢献する企業を目指していくでしょう。


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