ケビンばやしの初個展「EVE」が伊勢丹新宿店で開催
この春、イラストレーター兼アーティストのケビンばやしが伊勢丹新宿店で初の個展「EVE」を開催します。展覧会は、彼の画業10周年を記念し、2025年の5月7日から始まり、約40点のオリジナル作品と版画が展示販売されます。この個展では、女性の美しさと強さを探求する作品が並び、来場者に新たな視点を提供します。
個展タイトル「EVE」と作品のテーマ
本展のタイトルである「EVE」は“起源”を意味します。ケビンばやし氏は、作品を通じて女性の自己を起点とした美しさを描き出そうとしています。彼は、神話や文化の中に存在する女性象にインスパイアされ、原点回帰や自己の再発見をテーマに作品を創り上げました。
個展のメインビジュアルである「EVE」は、手描きの要素をUV印刷したデジタルイラストと組み合わせ、アクリルガッシュで描き加えるというユニークな技法によって制作されています。この三層構造は、デジタルとアナログの境界を曖昧にし、観る者に新たな感覚を呼び起こします。
女性の強さを描く
ケビンばやし氏は、これまで人形をテーマにした作品を数多く手掛けてきました。彼の描く人形は、無表情ながらも揺るぎない意志を感じさせる存在として描かれています。この「笑わない」という特質は、過去の女性像とは異なり、彼が表現したい新しい強さを象徴しています。ケビンばやし氏自身の願いが込められたこの作品たちは、観る者に静かで力強いメッセージを伝えることでしょう。
直接体験できる多彩なイベント
個展は、作品を楽しむだけでなく、様々なイベントも用意されています。まず、似顔絵イベントでは、参加者がその場でドローイングを体験でき、母の日のプレゼントとしてもおすすめです。また、5月10日には、ケビン氏が一日で一枚の作品を完成させるライブイベントも開催され、完成した作品は展示販売されます。
さらに、5月11日にはギャラリートークも予定されています。著名な編集者をゲストに招き、作品や制作への思いを語るトークショーが行われる予定です。この様子は、アートギャラリーの公式インスタグラムでライブ配信されるため、現地に行けない人でも楽しめるチャンスがあります。
ケビンばやしのプロフィール
ケビンばやし氏は1997年に広島で誕生し、2014年からフリーランスとして活動しています。彼の作品は国内外で高く評価され、特に女性像の表現においてその独自性が光ります。SNSフォロワー数は68万人を超え、国内外での彼の活躍は目覚ましいものがあります。
今回の伊勢丹新宿店での個展は、ケビンばやし氏のアートの集大成とも言える素晴らしい機会です。彼が紡ぎ出す繊細で美しい世界をぜひ直接体感してください。是非、足を運んで、彼の作品の持つ深いメッセージに触れてみてください。