劇団☆新感線の柴原智子氏が語る、劇場の未来を探るセミナー開催決定

劇団☆新感線の柴原智子氏をゲストに迎える新しい劇場セミナー

演劇界での新たな試みとして、『幕が上がる、その前に』と題された劇場セミナーが、2025年11月13日（木）に東京都港区のP.O.南青山ホールで開催されます。このセミナーは、ホストを務めるフリーアナウンサーの中井美穂氏と演出・脚本家の戸部和久氏が、ゲストの柴原智子氏を迎え、90分にわたって劇場の未来について深く掘り下げていくもので、演劇制作の現場から得られる貴重な知見が期待されています。

ゲストプロフィール

柴原智子氏は、劇団☆新感線の運営会社である株式会社ヴィレッヂの代表取締役社長であり、演劇プロデューサーとしての豊富な経験を持っています。彼女は、成安女子短期大学在学中に舞台衣装に触れ、それを機に1988年から劇団☆新感線に携わることとなりました。多様な舞台制作の現場を経験し、劇団の発展に寄与してきた彼女の視点から伺う“劇場という空間の可能性”や今後の展望には、関係者からの注目が集まることでしょう。

セミナーの概要

このセミナーは「劇場とは何か」という問いに挑むための新シリーズとしてスタートします。これまでのシリーズでは、劇場の物理的空間に焦点を当ててきましたが、今回の新シリーズでは、舞台芸術の「創造」と「表現」に重きを置きます。具体的には、脚本や演出の裏側、役者のパフォーマンスや観客のリアクションの瞬間を追い、劇場という場の価値を再定義することが目的です。

幅広い参加者を期待

このセミナーは、劇場関係者や舞台制作者だけでなく、演劇ファン、さらには劇場建築や都市開発に関わる方々にも新たな洞察を提供することを目指しています。「劇場の未来」というテーマから、新たなヒントを得る絶好の機会となるでしょう。参加者には、劇場の創り手や利用者、文化を育む街をデザインする専門家など、多様なフィールドの人々が集まり、共に未来を考える場を形成します。