新刊『人文知は武器になる』が早くも重版
本日、4月17日(金)に、山口周と深井龍之介による新刊『人文知は武器になる』が発売されました。この新書は、すでに発売前から予約が殺到し、アマゾン本総合ランキングでは4位、ビジネス交渉・心理学部門では1位を獲得するなど、多くの注目を集めています。その結果、出版社である文藝春秋は急遽1万部の重版を決定しました。新年度のスタートにふさわしい、注目の一冊となっています。
この書籍は、前著『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者でもある山口周氏と、ポッドキャスト「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」を運営する深井龍之介氏の初の共著です。彼らは「人文知」について、その重要性と現代における意味を深く掘り下げています。
人文知とは?
『人文知は武器になる』に登場する「人文知」とは、リベラルアーツや人文科学、教養のことを指しています。深井氏はこの知識を「哲学・歴史・文学・宗教・芸術などの学問から得られる、人間や社会を理解するための知識と思考様式の総称」とし、今こそこの知識が必要だと強調しています。
世界が急速に変化している現代において、ビジネスパーソンには古びない知識や思考が欠かせません。特に、AIの影響で「正解を出す力」よりも「問いを立てる力」が求められていますが、問いの質を向上させるためにはどうしたらよいのでしょう?その答えの一部が、この「人文知」から導き出されるというのが二人のメッセージです。
書籍の主なテーマ
本書では、人文知を身につけることがどれほど重要かが説明され、特に学ぶ価値がある理由が示されています。人文知は一朝一夕には身につかないため、時間と労力をかけて学ぶべきです。深井氏は、この書を「令和版学問のすすめ」と位置づけ、多くの人に学びを促しています。
著者の思い
山口周氏
山口氏は、今回の重刷を受けて、自身の著者としての役割を改めて感じていると述べています。混乱する現代社会では、即効性のある飲み薬のような処方箋だけでは解決には至らないと警鐘を鳴らし、本質的な人間の本性や歴史の教訓に立ち返ることの重要性を語っています。人文知に対する関心が広がる中で、それが希望の光となることを願っています。
深井龍之介氏
深井氏もまた、歴史を振り返るときが来ていると言います。人文知が必要とされる現代だからこそ、本書を通じてその重要性を伝え、どう大切にし、活かすべきかを考えるきっかけを多くの人に提供できればと願っています。
著者プロフィール
山口周
1970年、東京都生まれ。慶応義塾大学の文学部哲学科を卒業し、大学院では美学美術史学を専攻。電通、ボストン コンサルティング グループでの経験を経て独立。著書にはベストセラーとなった『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』や、『コンテキスト・リーダーシップ』などがあります。
深井龍之介
株式会社COTENの創設者であり、数々のベンチャー企業で経営に関与してきました。COTENは「人文知と社会の架け橋になる」という目標の下、社会の営みを記録するデータベースやポッドキャスト「COTEN RADIO」を運営し、人文知の重要性を広めています。
書誌情報
- - 書名:『人文知は武器になる』
- - 著者:山口周、深井龍之介
- - 判型:新書判
- - 発売日:2026年4月17日
- - 定価:1,210円(税込)
- - 出版社:株式会社 文藝春秋
- - ISBN:978-4-16-661529-2
- - 書誌URL:人文知は武器になる