2026年4月9日頃、森見登美彦による人気小説『聖なる怠け者の冒険』の文庫化10周年を記念して、特別な新カバー版が全国書店で発売されます。漫画家の石黒正数が描き下ろしたイラストを使用したこの新カバーは、作品の特異な魅力を引き立てるビジュアルになっています。
『聖なる怠け者の冒険』は、主人公が“怠けること”を信条として、京都の街を舞台に夏の宵山で過ごす独特の一日を描いた物語です。ユーモアと幻想が交錯するその内容は多くの読者に愛され、2014年には本屋大賞にノミネートされ、さらに第2回京都本大賞も受賞しています。
この新カバー版の特徴のひとつは、従来のカバーの下に新しいカバーが巻いている点です。これにより、ファンには懐かしさと新しさが共存するコンセプトになっています。
石黒正数の描くイラストは、その独特の感性が色濃く反映されており、作品のファンタジーとコミカルな要素を巧みに表現しています。本作をまだ読んだことがない方にも、休日のひとときにぜひ手に取ってもらいたい一冊です。
書誌情報
- - 書名:『聖なる怠け者の冒険』
- - 著者:森見登美彦
- - ISBN:9784022648228
- - 定価:792円(本体720円+税10%)
- - 発売日:2016年9月7日
- - ページ数:368ページ(A6版並製)
著者プロフィール
森見登美彦は1979年に奈良県で生まれ、京都大学農学部を卒業した後、同大学院で学びました。2003年にデビュー作『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、以降も精力的に作品を発表してきました。特に『夜は短し歩けよ乙女』や『ペンギン・ハイウェイ』などが注目され、さまざまな賞を受賞しています。この新カバー版は、森見作品の持つ独自の魅力を新たに知るチャンスでもありますので、ぜひこの機会にお手に取ってみてください。