吉本新喜劇の内場勝則と未知やすえが介護予防アンバサダーに

吉本新喜劇の内場勝則と未知やすえが介護予防アンバサダーに就任

大阪市は、地域住民の健康を支えるため「すかやかにかいご予防でいい人生」をスローガンに掲げた「“すかい”プロジェクト」を発表しました。この取り組みの一環として、吉本新喜劇の人気コンビ、内場勝則さんと未知やすえさんが「大阪市介護予防アンバサダー」に就任し、介護予防に対する意識を広める活動を開始します。

介護予防の重要性を広める

内場さんは、若い頃は健康に自信があり、介護に関してはあまり考えたことがなかったと語ります。「今は元気でも、いつ身体の不調が出るか分からない。だからこそ、予防が大切なんだ」と強調します。彼は無知を恐れずに一緒に学んでいく姿勢を持ち、明るい未来のために楽しい自立した生活を目指す意義を述べました。

一方、未知さんも62歳となり、体の不調を実感することが増えたことを明かします。「趣味のゴルフもできているし、介護はまだ先だと思っていましたが、今からでも遅くない。介護予防をみんなで学び、健康で笑顔で過ごすための第一歩を踏み出しましょう」と力を込めました。

広報活動の概要

このプロジェクトの一環として、内場さんと未知さんは、大阪市内で介護予防に関する広報冊子や動画を制作します。

広報冊子について

広報冊子では、二人が読者と視聴者目線で大阪市の最新の介護予防の現状や方針について情報を伝えます。また、実際に介護予防の現場での体験を踏まえた内容になる予定です。この冊子は、大阪市内の区役所や地域包括支援センター等で配布され、特定の年代には個別配付も行われます。配布は令和8年1月以降となります。

広報動画の制作

また、広報動画では、二人が大阪市内の様々な場所に出向き、街の皆さんから声を聞くと共に、介護予防に関する専門家の意見を伺います。この情報を基に、介護予防の意義を深く理解するための長尺動画やSNS用の短い動画も制作される予定です。これらの動画は、大阪市公式SNSなどで公開されます。

さらなる活動予定

さらに、内場勝則さんと未知やすえさんは、イベントにも参加し、直接地域の方々に介護予防の重要性を伝える機会を持つ予定です。これにより、広く地域に響くような情報発信を行い、地域の健康づくりに貢献していく姿勢が示されています。

今後、詳細についてはそれぞれのお知らせがあるとのことです。このような活動を通じて、介護予防がより浸透し、明るい未来を描ける社会が実現されることを期待しています。