一木けいの最新青春小説『嵐の中で踊れ』が12月発売！

一木けいの新刊『嵐の中で踊れ』が12月25日に登場

一木けい氏の最新作『嵐の中で踊れ』が、2025年12月25日にNHK出版から発売される。これは、時には不条理で時には甘酸っぱく描かれる、若者たちや大人たちのリアルな恋愛や葛藤をエモーショナルに描いた青春群像小説だ。予約がすでに好評で、期待感が高まっている。

物語の背景

本作の舞台は、嵐のため避難所に集まった中高生や大人たち。それぞれが隠す過去や秘密を抱え、思わぬ再会を果たすという、緊張感あふれる設定が特徴だ。この避難所で彼らは、運命的な一夜を過ごし、それぞれの“黒歴史”に決着をつける。著者は「最高の出来事は、最悪の状況下で起こることがある」と語っており、困難の中でも希望を見出す姿が描かれる。

名のあるゲストの推薦も受けた本書は、読者に強烈な印象を残すこと間違いなしだ。エンタメとしての面白さと共に、深い感情に訴えかける作品である。

登場人物と彼らのドラマ

物語の中心となるのは、多様なキャラクターたち。例えば、好きな同級生に素直になれない男子高校生の「厳」（ごん）、夫婦の間に埋めがたい溝を感じる「詩伊」（しい）、忘れられない元カノがいる「山内」（やまうち）、真面目な銀行員「日出樹」（ひでき）、人前でマスクを外せない女子中学生「小梅」（こうめ）、故郷に戻ってきた「亜揮」（あき）など。それぞれが過去と向き合い、新たな出会いを通じて成長していく様子が描かれる。

彼らは、一晩のうちにそれぞれの夢や感情を析出し、再び動き出すことで、自らの「時計の針」を動かしていく。果たして、嵐の中で彼らが得るものは何なのか。期待と不安が交錯する作品であり、息をのむ展開が待っている。

書籍情報とイベント

『嵐の中で踊れ』は、288ページのボリュームで、定価は1,925円（税込）。本書の発売を祝うトークイベントやサイン会も予定されており、特別なゲストを迎えてファンとの交流の場も設けられる。

【イベント詳細】

- 日時: 2026年1月18日（日）、開場13:30、開演14:00〜
- 場所: 大盛堂書店3Fイベントスペース
- 定員: 45名（抽選）
- 参加費: 入場料＋書籍代3,575円（税込）

事前の予約は2025年12月7日から14日まで受け付けている。リクエストがある方は、ぜひ参加の機会を逃さないように。

読者の反響

すでに『嵐の中で踊れ』を事前に読んだ読者からは、「過去を愛し、未来を夢見られる奇跡の言葉が詰まった物語」との感想が寄せられている。このような高評価により、本書はすでに多くの読者の心を捉えている。読者の感想は、特設ページでも紹介されており、反響は広がりを見せている。

一木けい氏の筆によるこの新作が、どのような物語を織りなすのか、そしてどんな感動をもたらすのか。12月25日の発売を心待ちにしつつ、ぜひ手にとってみたい一冊だ。