小松成美氏が語る『奇跡の椅子』の魅力
日本の家具メーカー、マルニ木工が誇る椅子「HIROSHIMA」。この椅子は2023年のG7広島サミットで各国首脳が実際に座ったことで、その名が広まりました。久しぶりの注目を浴びることになったこの椅子の背後には、経済危機に直面したマルニ木工の復活をかけた物語が隠されています。著者の小松成美氏が開催するトークイベントでは、椅子の誕生秘話とその背景について語られる予定です。
トークイベントの開催案内
2025年に行われる本イベントでは、著者小松成美氏とマルニ木工の代表取締役社長、山中洋氏が登壇します。トークのテーマは、「奇跡の椅子」の情熱と誕生のエピソードに焦点を当てています。トークイベント後にはサイン会も予定されており、参加者にとって貴重な体験となることでしょう。
1. 椅子「HIROSHIMA」の成り立ち
「HIROSHIMA」は、世界的に有名なデザイナー、ジョナサン・アイブ氏の推薦を受け、Apple本社でも数千脚が使用されています。この椅子は、マルニ木工が危機状態にあった際に生まれ、多くの人々の支えを受けてプロジェクトが進んだことが特徴です。経営危機の中、家具業界での革新を目指し、著名なデザイナーと共に新たな挑戦を続けました。
2. マルニ木工の歴史と挑戦
マルニ木工は、1928年の創業以来、日本の家具業界で多大な影響を与えてきました。しかし、バブル崩壊以降の経済低迷や消費者ニーズの変化により、会社は存亡の危機に陥りました。重苦しい状況の中、経営陣はデザイナーとのコラボレーションを通じて、製品の革新と市場復帰を目指す決断を下しました。
3. 著者、小松成美氏の経歴
小松成美氏は、ノンフィクション作家として多くの著作を持つ著名な人物です。彼女は、広告会社や放送局の勤務を経て1990年から執筆活動に入ります。その豊富な経験をもとに、企業やアーティストの成功物語を掘り下げ、読者に感動を伝える作品を創作し続けています。彼女の作品には、アスリートや文化人の半生を描いたものなどが多く存在します。
4. イベント詳細
- - 福岡: 博多座 2025年3月3日(月)11:00~12:30
- - 大阪: アーバンネット御堂筋ホール 2025年3月16日(日)14:30~16:00
- - 広島: HIROSHIMA T-SITE 2025年3月23日(日)11:00~12:30
各イベントは参加費が無料ですが、事前の申し込みが必要となりますので、興味のある方はぜひ早めに申し込んでください。
結び
この『奇跡の椅子』に対する熱い思いや、広島の地で生まれた家具のストーリーを聴くことで、参加者は新たな視点を得ることができるでしょう。ぜひ、この特別な機会をお見逃しなく!