ラジオの歴史を彩る10年の旅
TBSラジオの人気番組「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」が迎えた10周年。この特別な日、2023年10月4日(土)に生放送された記念スペシャルでは、これまでの放送を振り返りながら、笑いと感動を呼び起こす内容が展開されました。
この日のハイライトは、何といってもオープニングに行われた時事漫才です。ナイツがこの10年間で取り上げた様々な社会の出来事を振り返り、リスナーに”あんなこと”や”こんなこと”を思い出させる瞬間が数多くありました。放送の随所にナイツの過去の漫才もオンエアされ、懐かしさと新鮮さが交錯する内容に、リスナーは魅了されたことでしょう。
さらにこの放送には、TBSラジオの長寿番組の先輩であるコサキン、お二人の小堺一機さんと関根勤さんがゲストとして登場しました。40年以上にわたりコンビで活動を続けてきた二人は、過去の歴史や長続きの秘訣、最近の芸能界の動向などについて、興味深いトークを繰り広げました。その中でも、ラジオという媒体の重要性を再認識する瞬間でした。
また、この10周年の記念すべき年、番組は民放連賞ラジオ生ワイド部門で「優秀」を受賞しました。これもひとえにリスナーの応援と、関わる全ての人々の尽力の賜物です。出演者たちの軽妙なやり取りや、放送の合間に入る中継コーナーが高く評価され、特に故・永六輔さんの墓前に報告するコーナーは、感動的なシーンとして心に残った方も多いのではないでしょうか。
10年前、TBSラジオの前身である「ラジオTOKYO」の名を背負ってスタートしたこの番組。歴代の先輩方、例えば永六輔さん、久米宏さん、毒蝮三太夫さんなどが築いてきた伝統を今、ナイツとそのスタッフが守り継いでいます。制作に関わる全ての人たちが、この感謝を忘れずに11年目、さらには15周年、20周年を目指して新たな気持ちを持っています。
最後に、特別な10周年記念スペシャルは、関東圏内に住む方々に向けて、スマホアプリ「radiko」のタイムフリー機能で10月11日(土)まで試聴することが可能です。聞き逃した方やもう一度楽しみたい方は、ぜひこの機会にアクセスしてみてください。
10月4日(土)の放送:
この特別な放送を通じて、ナイツが独自のスタイルで紡いできた10年の物語を再確認し、これからの未来に思いを馳せることのできる貴重な機会となりました。