TASCAMがInter BEE 2025で最新音響技術を披露
2025年11月19日から21日までの3日間、千葉県幕張で開催される「Inter BEE 2025」において、ハイエンド音響機器で名高いタスカムがブースを構えます。このイベントでは、同社の最新技術と新製品が一堂に会する機会となります。
展示の見どころ
放送・ライブサウンド向け新製品
今回の展示のハイライトは、デジタルミキサー『TASCAM Sonicview』シリーズの新モデルたちです。特に注目すべきは、SMPTE ST 2110に対応したオプションカード『IF-ST2110』を搭載した小型音声卓であり、リーズナブルな価格でIP接続を実現します。このシリーズには、電源の二重化を施した『TASCAM Sonicview 24dp』および『TASCAM Sonicview 16dp』が加わり、初めての展示となる予定です。
また、本体には、モニター&コミュニケーション機能やGPIO制御、Ember+プロトコルによるリモート操作といった柔軟な運用機能が盛り込まれています。
さらに、dBTechnologiesブランドのラインアレイスピーカーやアクティブスピーカーなど、ライブサウンド向け機器も多数展示します。
設備音響向け製品
プロの現場で重宝される機器として、USB DAC/FMチューナーを搭載したSD/USBプレーヤー『MP-800U』や業務用ステレオBluetooth®オーディオレシーバー『RX-BT10』も紹介される予定です。これらの製品も、タスカムの音響技術を体験する大きなチャンスです。
動画音声/フィールドレコーディング向け製品
カメラとのHDMI Sync機能を備えた4chフィールドレコーダー『FR-AV4』や、32ビットフロート対応のポータブルレコーダー『DR-07XP』『DR-05XP』も展示されます。また、ニコンZRとのデジタル音声伝送を可能にするXLRマイクアダプター『CA-XLR2d』の新モデル『CA-XLR2d-N』も登場し、多様な録音ニーズに応えます。
特設エリア「INTER BEE DX x IP PAVILION」
特に注目したいのは、放送・映像制作のデジタル変革とIP技術をテーマにした「INTER BEE DX x IP PAVILION」です。ここでは、『TASCAM Sonicview』と『IF-ST2110』の組み合わせによるIP接続技術のデモが行われ、最新の音響テクノロジーを体感できる貴重な機会となります。
出展情報
- - 日程: 2025年11月19日(水)~21日(金) 10:00~17:30(最終日は17:00まで)
- - 場所: 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
- - ブース番号: タスカム/ティアック(株)ブース:展示ホール2小間番号2618
INTER BEE DX x IP PAVILION:展示ホール3
- - 入場: 無料(来場者登録必要)
- - 主催: JEITA 一般社団法人 電子情報技術産業協会
タスカムの魅力
タスカムは、確かな音質と耐久性を誇り、長年にわたり数多くの放送・録音現場から信頼されています。その豊富な経験をもとに、プロフェッショナルのための音響トータルソリューションを提供し続けています。今回の展示も、その技術力を直接体験できる貴重な機会ですので、ぜひ会場でお見逃しなく!