人気シリーズ『乙女の本棚』第51弾『赤い蝋燭と人魚』の魅力
文芸愛好家にとって、待望の新作が登場しました。人気シリーズ「乙女の本棚」の第51弾として、2025年12月12日に発売されるのは、小川未明の名作『赤い蝋燭と人魚』です。この作品は、画家としても活躍するイラストレーター・しきみとのコラボレーションで、オールカラーの美しいビジュアルを特徴としています。
「乙女の本棚」は、文豪の名作を現代の感性で再解釈し、イラストとともに楽しむ形式のシリーズです。2016年にスタートしたこのシリーズは、既に多くの支持を集め、待望の51冊目がまもなくお目見えすることになります。今回取り上げられる『赤い蝋燭と人魚』は、特に児童文学の分野で長年愛されている作品であり、小川未明が「日本のアンデルセン」と称される所以を見せる名作でもあります。
『赤い蝋燭と人魚』とは?
本書では、人間に育てられた人魚の物語が展開されます。この作品は心の温かさや人間らしさをテーマにしており、読者に深い感動を与えるものです。小川未明が描く人魚の世界は、幻想的でありながらも現実的な情景が織り交ぜられており、世代を超えて楽しめるストーリーとなっています。
イラストレーター・しきみは、ゲーム『刀剣乱舞』などでその名を馳せたアーティストです。彼女が描くイラストは、キャラクターたちに命を吹き込み、見る者の心を捉えます。『赤い蝋燭と人魚』では、彼女が描き下ろしたイラストによって原作の物語に新たな色を加えることに成功しています。
美しいビジュアルと豊かな物語
全ページがカラーで構成されている本作は、視覚的にも楽しませてくれます。小川未明の言葉が持つ情緒的な豊かさと、しきみによる美しいイラストが見事に融合しています。ページをめくるたびに、物語に没頭しながら、視覚的な喜びも味わえることでしょう。
書誌情報
- - 書名:赤い蝋燭と人魚
- - 著者:小川未明+しきみ
- - 定価:2,475円(本体2,250円+税10%)
- - 発売日:2025年12月12日
- - 発行:立東舎/発売:リットーミュージック
本書の詳細や、購入のための情報は、
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まとめ
「乙女の本棚」は、文芸とイラストのコラボレーションによって多くの読者に愛されているシリーズですが、今回の『赤い蝋燭と人魚』もその伝統をしっかりと引き継いでいます。小川未明の物語としきみのイラストがシンクロし、新たな感動をもたらしてくれることでしょう。ぜひ手に取って、その魅力を感じてみてください。