「東京人」が迎える新たなステージ
昨年、創刊40周年を迎えた総合カルチャー誌「東京人」。この度、その歴史に新たな頁が加わることになりました。私たちが楽しみに待ち望んでいたリニューアル号が、ついに2015年10月に発売されます。今回はその内容について詳しくご紹介します。
進化する「東京人」
「東京人」は、歴史や文化、建築、文学など、東京にまつわるあらゆる側面を多角的に発信してきた雑誌です。その魅力は、専門家による深い知見を得られることにあります。リニューアル版では、この魅力を新たなデザインとともにお届けすることになります。
デザインを全面的に刷新し、オールカラー化されました。これにより、ページをめくるたびに目に飛び込んでくる鮮やかな色彩が、読者に没入感を与えてくれます。また、質感が豊かで、手触りの良い用紙にこだわることで、読む楽しみもまるでランクアップしたかのようです。特に印象的なのは表紙のデザイン変更です。確かな厚みと強度を持つ表紙となり、大切に保管するための工夫も施されています。
新コンセプト「文化をつなぐ、文化を守る」
40年の時を経て、今後の「東京人」はただの文化の発信に留まらず、「文化をつなぎ、文化を守る」という明確なコンセプトを掲げることとなります。これにより、東京が育んできた文化を次世代へと継承していくことが目標として位置づけられました。
特集テーマは「懐かしくて新しい──銭湯、次の時代へ」
リニューアル号のメイン特集は、「銭湯」をテーマにしています。現代生活の中で、昔ながらの銭湯は減少していますが、その一方で新たな息吹が吹き込まれています。「進化系銭湯」と呼ばれるものが多数誕生しつつあり、建築家やアーティストたちの感性が加わった新しい銭湯が、昔の良さを引き継ぎながらも現代の生活様式に融合しています。
日本の伝統文化を代表する銭湯の魅力や、コミュニティの場としての重要性も再評価され、今新たな時代のスタイルとなっています。具体的な例として、黄金湯新宿店や狛江湯、改良湯などが取り上げられます。
エッセイの中では、久住昌之や玉川太福など、さまざまな著名人が銭湯についての思いを語り、文化の重要性を強調します。また、東京型の銭湯や江戸時代の銭湯事情についても触れ、豊かな歴史を感じさせます。
新連載スタート!
リニューアル号では、多彩な著名人による新連載もスタートします。俳優の坂口涼太郎や作家のモモコグミカンパニー、庭師であり俳優の村雨辰剛など、期待の面々が「東京人」を通じて自身の視点を交えた文化発信を行います。
「お涼の”問う今日”生活 TO-KYO Life」「あの日見聞録」「村雨辰剛が巡る名工の技 江戸洒脱」など、次号が待ち遠しくなるような多彩なラインナップです。
続く進化にご期待ください
今後も「東京人」は、記事と連動したイベントや講座を通じて読者とのコミュニケーションを図る予定です。進化する「東京人」を通じて、東京の文化をより深く知り、体感していただける機会が増えることでしょう。
「東京人」は毎月3日発売、定価は1,200円(本体1,091円)です。電子版もAmazon Kindleストアや楽天Koboなどで手に入ります。年間購読も可能ですので、ぜひ特集や新連載を逃さずにチェックしてください!
ウェブサイト:
東京人公式サイト