能楽の宴を彩る第136回川崎市定期能が開催決定!
2025年12月13日、神奈川県の川崎能楽堂で行われる『第136回川崎市定期能<観世流梅若会>~宴シリーズ第二弾~』が、能楽ファンにとって待望のイベントとして位置づけられています。公益財団法人川崎市文化財団が主催するこの公演では、「宴」というテーマに基づいた多彩な作品が披露され、観客の心をつかむことでしょう。
公演の詳細
この公演は、川崎能楽堂での「宴」シリーズの第二弾として企画されています。第1部では、能楽の中でも特に幻想的な世界観を表現する『井筒 カケリ入』が上演されます。この作品は「夢幻能」の代表作として知られ、華やかな宴を舞台に、愛と悲しみが織りなすドラマが展開されます。
続く第2部では、紅葉の美しい景色が描かれる宴から一転、鬼女との激しい戦いをテーマにした『紅葉狩 鬼揃』が演じられます。この作品は、宴という穏やかなテーマから力強いドラマへと移行し、観客を引き込むことでしょう。
事前講座の開催
公演に向けた期待が高まる中、11月15日には事前講座も行われます。観世流梅若会のシテ方能楽師である角当直隆氏が、「夢幻能」の奥深い世界や、能と酒宴の関係について分かりやすく解説します。この講座は、すでにチケットを購入している方は無料で参加でき、他の方も500円で受講できるため、興味のある方にはぜひ参加をお勧めします。
チケット情報
チケットは、10月27日からカンフェティでの販売が開始されます。価格は、正面席が5,000円、脇正面と中正面席は4,500円、若者(U25)向けの席は3,000円となっており、全ての席は指定席で税込価格です。計画的に楽しむためにも、早めの購入をお勧めします。
まとめ
『第136回川崎市定期能』は、能楽の美しさと深さを伝え、観客との新しい出会いを生む貴重な機会です。華やかで悲しみに満ちた宴の一夜、ぜひとも足を運んでみてはいかがでしょうか。能楽の奥深い世界観を、心ゆくまで堪能できることでしょう。
公演についての詳細は、公式ホームページでも確認することができます。そして、能の魅力をさらに深めるためにも、ぜひ事前講座への参加もご検討ください。素晴らしい能楽のひと時が、あなたを待っています!