近藤智之が『Esquire』日本版の編集長に就任
2025年7月18日付けで、株式会社ハースト婦人画報社は『Esquire』日本版の新たな編集長として近藤智之を迎えることを発表しました。近藤は、この役職を通じて雑誌と『Esquire Digital』の両方のエディトリアルを監督していく予定です。彼の就任は日本版『Esquire』の新たな展望を切り開く重要な一歩となるでしょう。
『Esquire』とは
『Esquire』は日本版が提供するコンテンツを通じて、ファッション、ライフスタイル、アート、デザイン、ジャーナリズムなど多様な分野を結びつけ、人々に深い価値を提供してきました。特に2025年2月にリニューアルを迎え、“Focusing on all creativity with a journalistic eye”というテーマで、35~45歳の新しい富裕層層をターゲットにしているのが特長です。
デジタル分野の新たな取り組み
また、近藤が担当する『Esquire Digital』は、テクノロジーやフィットネスなど幅広いジャンルに関するコンテンツを提供し、近年はデジタルビジネスの売上が伸びており、特にファッションや自動車、時計の動画が好評を得ています。この流れは近藤がこれまで担ってきたクリエイティブな取り組みの賜物とも言えるでしょう。
近藤智之の経歴
近藤は、編集プロダクションや出版社での経験を経て、ファッションや時計の分野で幅広い知識と経験を積んできました。最近3年間はユニクロのグローバルマガジンの編集やカタログのクリエイティブディレクションを担当し、社内外での広範なネットワークを築いてきました。彼の視点は、メディアと事業の両方における理解を持っていることから、今後の『Esquire』にとって非常に重要です。
近藤編集長の兵法
近藤智之は、新しい時代を担うメディアの一員として、その変革期において大きな役割を果たすことを光栄に感じていると述べています。「『Esquire』は時代の理想を探求し続けてきましたが、その精神は現代においても変わりません。私たちが追求するのは、一過性の流行ではなく、長期にわたって愛される本物の美意識と知性です。」と意気込みを語りました。
新しい『Esquire』のビジョン
新生『Esquire』日本版では、東京を拠点に世界中の都市生活者のライフスタイルを探求していきます。ファッション、アート、フード、トラベル、時計、自動車など多様な分野で現代的で本質的な価値を提案し、「美と実用性の調和」を基盤に、日本と世界に向けたその独自の視点を発信していく予定です。
近藤編集長のもと、新たな『Esquire』がどのように進化していくのか、読者としても非常に楽しみです。未来の創造力とジャーナリズムの融合が、どのようなコンテンツを生み出すのか、期待が高まります。『Esquire』が描く新しい未来にご期待ください。