世界三大珍獣が演奏する特別な音楽体験
「ズーラシアンブラス」は、クラシック音楽を演奏することで知られるユニークなオーケストラ。この度、彼らは25周年を迎え、特別なコンサート「秋の芸術祭」を、2025年9月21日(日)京都と10月11日(土)東京で開催することを発表しました。これまでの歩みを振り返りつつ、新たな音楽体験を提供するこのイベントの魅力をお伝えしていきます。
誕生25周年の特別な意味
1999年に誕生し、以降多くの子どもたちにクラシック音楽の楽しさを伝えてきたズーラシアンブラス。彼らは、特に幼少期から音楽に親しむことの大切さを基盤にしています。「秋の芸術祭」では、ストラヴィンスキーのバレエ曲「火の鳥(1919年版)」をメインに据え、子どもたちだけでなく、大人も楽しめる充実したプログラムを用意しています。
クラシック音楽との出会いを
ズーラシアンブラスは、音楽を「子どもたちの人生において、もっと長く楽しんでもらいたい」と考えています。オーケストラやクラシック音楽は特別なものと感じる方も多いですが、彼らは身近に楽しめるよう、童謡や民謡のアレンジを施した「シンフォニック童謡」を紹介し、オーケストラの音色に親しむきっかけを提供しています。
しかし、時にはクラシック音楽から遠ざかってしまう子どもたちもいるのが現実です。そうした状況を変えるべく、ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は、親子で楽しめるコンサートを開催し、生涯クラシックの魅力を伝えたいと考えています。この秋、新たな音楽体験として「秋の芸術祭」に参加いただけることを願っています。
哺乳類たちによる真剣な演奏
特に注目したいのは、今回のコンサートが「真剣な本格クラシック」に挑戦するという点です。普段は聴きやすいようにアレンジされた童謡を披露することが多い彼らですが、今回の演目は原曲を尊重したアレンジで、特に「火の鳥」の演奏に注目が集まります。また、ホルンのマレーバクはオリジナル作品「ギャラルホルンの神話」を披露する予定で、金管五重奏としても格別なパフォーマンスが期待されています。
世界三大珍獣たちの指揮者トリオ
ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は、オカピ、コビトカバ、ジャイアントパンダといった珍しい動物たちが指揮を執ります。各々の個性豊かな指揮スタイルは演奏会に彩りを与え、これまでにないパフォーマンスを呈示します。特にコビトカバとジャイアントパンダの京都初登場は大きな話題を呼ぶことでしょう。
公演概要
この記念すべき公演は、以下の通りに行われます。
京都公演
- - 日程: 2025年9月21日(日)
- - 開演時間: 14:00(開場 13:15)
- - 場所: 京都コンサートホール
- - 料金: 大人5,000円、学生4,500円、子ども4,000円
東京公演
- - 日程: 2025年10月11日(土)
- - 開演時間: 13:30(開場 12:45)
- - 場所: 東京オペラシティ コンサートホール
- - 料金: 大人6,000円、学生5,500円、子ども4,500円
私たちは、子どもたちと保護者の皆様が音楽の素晴らしさを共に体験できるこの機会を心待ちにしています。ズーラシアンブラスの「秋の芸術祭」は、あなたの音楽との新しい出会いとなることでしょう。ぜひ、お越しいただき、感動の瞬間を一緒に分かち合いませんか?