小学生の「お年玉」と「投資」に関する調査結果
調査概要
小学館が運営する『コロコロコミック研究所』は、小学生を対象に「お年玉・投資」に関する調査を実施しました。1977年に創刊された『月刊コロコロコミック』でのデータを基に、今年も小学生たちのリアルな金銭感覚を探るためのアンケートを実施しました。調査の結果、小学生たちがどのようにお年玉を受け取り、使うことを考えているのかが明らかになりました。
お年玉の金額と使い道
調査によると、小学生がもらうお年玉の平均金額は「1万1円~2万円」が最も多く、約3割の子どもたちがこの金額を受け取っているようです。これに続くのが「5,001円~1万円」と「2万1円~3万円」で、それぞれ19%と18%を占めています。全体的には1万円前後という傾向が見られました。
使える金額については、最も多いのは「3,001円~5,000円(25.7%)」で、続いて「1,001円~3,000円(20.6%)」と「5,001円~1万円(19.3%)」でした。ここから、多くの家庭が子どもたちに金銭に対する一定の自立を促しつつ、使い道に対しても適度な制限を設けていることが伺えます。面白いことに、0円と回答した家庭も10%以上存在しており、全額を貯金や将来の投資に回す子どもたちもいるようです。
もらい方の多様性
お年玉の受け取り方についても興味深い結果が出ました。「現金」で受け取る子どもが97.2%と大多数を占める一方で、スマホ決済や銀行振込、商品券などが使われていることも分かりました。5.1%の子どもたちが商品券で受け取る家庭もあり、多様な金銭受け取り方が存在しています。
投資への関心の高まり
調査では、半数以上の小学生が「お年玉を使う」よりも「増やす」に興味を持っていることが分かりました。特に23.7%の子どもが「投資」や「NISA」という言葉を知っていると答え、金融教育が徐々に浸透している様子が伺えます。親や学校の影響で、子どもたちの金融に対する理解が高まってきているのかもしれません。
使用金額の選択肢
小学生にとってのお年玉の使い道を見ていくと、一番多かったのは「貯金」で、約7割近くの子どもたちが計画的にお金を管理する意識を持っていることが示されています。次いで、「ベイブレード X」や「ポケモンカード」といった人気商品への支出が目立ちました。
まとめと今後の展望
『コロコロコミック研究所』の調査結果から、小学生たちが未来のお金について真剣に考え始めている様子が浮き彫りになりました。子どもたちの金銭感覚が変化し、「自分で育てるお金」に目を向けていることは素晴らしいことです。コロコロコミックは、今後も小学生のリアルな反応や変化を追い続け、彼らにとっての遊びと金融のバランスを提案し続けていきます。金融教育の普及が、これからの世代にとってどのように影響を与え続けるか、引き続き注目していきたいですね。