スシロー、未来型万博店で海の恵みを楽しむ新商品を発表

スシロー未来型万博店が新たな水産物メニューを発表

大阪・関西万博に合わせてオープンした「スシロー未来型万博店」が、地球温暖化に対応した新商品を2023年7月2日から順次販売開始します。この店舗では、持続可能な水産資源に特化した「未来の寿司」を提供し、環境問題への取り組みを楽しみながら学ぶことが可能です。

あしたのサカナシリーズ

新たに追加されるのは、「あしたのサカナ」シリーズのメニューで、陸上養殖や変化する海水環境に適応した水産物を使用した3つの寿司アイテムです。すべての魚介類は天然資源に依存せず、養殖によるものであることが特徴です。これにより、サステナブルな食の選択肢が実現されています。

新商品の紹介

1. 陸上育ちの竹富島クルマエビ
八重山諸島の竹富島で飼育されたこのクルマエビは、低密度の養殖環境で育っており、その結果、上品な甘みと弾力に富んだ味わいが特徴です。加工までのストレスを最小限にするために、自然との共生を目指した環境での飼育が行われています。

2. 愛南育ちのセンネンダイ
この魚は、名に反して希少であり、回転寿司で扱われることは稀です。海上養殖されており、その白身魚特有の上品な旨味が魅力です。

3. 美ら海育ちの漬けヤンバルスギ
沖縄の温暖な海で育ったこの魚は、適度な脂のノリがあり、さっぱりとした味わいが特徴です。こちらも海上養殖で、自然の恵みを受けた逸品です。

未来の寿司、スシローの理念

スシローは「まわるすしは、つづくすしへ。ーすし屋の未来 2050ー」という理念のもと、持続可能な水産資源の確保に向けた様々な取り組みを進めています。変わりゆく気候に対応しながら、安定した食材の調達基盤を築くため、先端技術を駆使した養殖企業とのパートナーシップを積極的に進めています。

この未来型万博店ではお寿司を楽しみながら、サステナブルな水産資源の問題やその解決策を楽しみながら学ぶことができる機会を提供しています。