大人の文化・教養誌『サライ』特集!晩秋の奈良を楽しむ
大人のための文化・教養誌『サライ』の2025年12月号が、ついに登場しました!創刊36周年を迎えたこの惜秋特大号は、晩秋の奈良を探索するための五つの素晴らしいルートを提案しています。特別付録として、2026年用オリジナル「ゴッホ・カレンダー」も付いて、アートと歴史が融合する時を楽しむ準備が整っています。
特別付録:2026年の「ゴッホ・カレンダー」
今回の『サライ』に付属する特別なカレンダーは、熱情の巨匠、ゴッホの名画で彩られています。美麗な上質紙を使用し、見開きサイズは左右285×高さ388ミリと大きさも魅力的です。各月に1点ずつ、合計12点の名画が掲載されており、日付欄には二十四節気の解説や六曜の表記も。ゴッホの魂を感じながら、日常をともに過ごせることでしょう。
奈良の魅力を散策する五つのルート
『サライ』の特集は、日本の原風景が息づく奈良に焦点を当てています。古代の息吹を感じるこの地を、「東大寺・奈良公園」「きたまち」「桜井・御所」「橿原・飛鳥」「斑鳩」といった五つのエリアに分けて紹介。各エリアは、歴史的な遺産と絶景が織り交ざる場所で、散策することで深い感慨を覚えることでしょう。
まずは「東大寺・奈良公園」エリア。世界最古の木造建築として名高い東大寺を訪れ、写真家・三好和義さんが提案する「仏の見方」に学ぶことで、心の奥深くへと導かれます。次に「きたまち」エリアでは、女優・村井美樹さんが案内役として登場し、幻の廃線跡「大仏鉄道」を通じて、奈良の隠れた魅力に迫ります。
「桜井・御所」エリアでは、古来からの日本酒の発祥地を巡り、地酒を楽しむことができます。一方、「橿原・飛鳥」エリアでは、古墳の宝庫に足を踏み入れ、先人たちについての理解を深める貴重な機会が得られます。最後に、「斑鳩」エリアでは聖徳太子ゆかりの地を訪ね、神秘的な三つの塔の謎に迫る冒険が待っています。
大和の食文化を堪能する
特集の第二部では、大和の食文化をテーマにした「大和のくにの『うまし』を訪ねる」が展開されます。奈良の新鮮な食材や美味しい料理を楽しむための食事処が紹介され、旅行の疲れをリフレッシュするのにぴったりの場所が揃っています。
例えば、きたまちに位置するフレンチレストラン「ラ・トラース」では、バターナッツカボチャのローストが前菜として提供され、素材にこだわった味わいが格別です。大和野菜をふんだんに使った料理の数々は、古都・奈良ならではの贅沢なひとときを提供してくれることでしょう。
おでん飲み屋特集
さらに、室町時代に遡るルーツを持ち、江戸時代に庶民に親しまれてきた「おでん」。『サライ』では、全国の名店の賑やかな酒場を訪れる特集も掲載されています。あたたかいだしの香りに誘われながら、昔ながらの雰囲気漂うおでん酒場で、心温まる一杯を楽しむことができます。
横尾忠則さんのインタビュー
特集の最後には、現代美術家・横尾忠則さんのインタビューも収録されています。88歳を迎える彼は、数々の受賞歴を持つ現代アートの巨匠。自身のこれまでのキャリアや美術への思いを語り、今後の作品活動への意欲を示しています。彼の言葉は、アーティストとしての深い洞察とともに、私たちに新たなクリエイティブの刺激を与えてくれます。
『サライ』最新号は、晩秋の奈良を巡るワクワクする旅とアートの楽しみが詰まった一冊。あなたもこの機会に手に取って、優雅な時間を堪能してみてはいかがでしょうか。