藤原里美先生の新刊！発達が気になる子のソーシャルスキル遊びが待望の発売

期待の新刊！『発達が気になる子のソーシャルスキル遊び』

2025年2月13日、一般社団法人チャイルドフッド・ラボの代表理事、藤原里美先生の新書『発達が気になる子のソーシャルスキル遊び』が発売されます。この本は、前作の『発達が気になる子の感覚統合遊び』に引き続き、特に発達に課題のある子どもたちが楽しみながら学べる「遊び」をテーマとしています。

ソーシャルスキルを遊びで学ぶ

本書では、ソーシャルスキルの重要性や、子どもたちが抱える様々な問題—例えば、「言いたいことが言えずにオドオドする」、「激しい怒りを表現する」、「周囲のルールを守れずにズルをする」など—を取り上げ、どういった「遊び」を通じてスキルを獲得できるかを100種類以上紹介します。

ソーシャルスキルとは？

ソーシャルスキルとは、人間関係を築くための能力や技術のことで、効果的なコミュニケーション、自己調整、集団行動への適応を含みます。近年、個人の関係性が薄れつつある中、こうしたスキルをどのように育むべきかは非常に重要なテーマです。

書籍の構成

本書の初章では、ソーシャルスキルについて深く理解し、どのように対応していくかという理論編が展開され、以下の4つの領域に分けた「遊び」が紹介されます。

1. コミュニケーションスキル：言葉以外の方法でのコミュニケーションを体験します。
2. 対人関係スキル：他者の感情を読み取る力を養います。
3. セルフレギュレーション：自分の行動や気持ちをコントロールするスキルを学びます。
4. 集団行動スキル：協力することの重要性を理解します。

書中には、楽しいイラストに彩られた具体的な遊びの方法が多数収録されています。特に「ときめきカード」を使うことにより、子どもたちの興味を引きつける工夫が施されています。