横浜狂言堂公演
2025-04-24 17:28:05

横浜狂言堂が初心者大歓迎の公演を開催!日本の伝統芸能を味わおう

伝統と楽しみが融合する「横浜狂言堂」



初めての方も大歓迎の「横浜狂言堂」が、6月8日(日)に横浜の港南公会堂で開催されます!毎月第2日曜日に設けられた「狂言の日」に行われるこのイベントは、日本の伝統芸能である狂言を普及するために、横浜能楽堂が主催しています。今回の公演は、令和8年まで休館のための特別開催です。

この日の公演では、解説付きで2曲の狂言が上演されます。全席指定で2,200円という手頃な価格で、気軽に日本の伝統文化に触れることができます。定番の作品から時折上演される珍しい曲まで、初心者からリピーターまで楽しむことができるような魅力的なプログラムが用意されています。

狂言の魅力とは?



能楽には、能と狂言という2つの異なる側面があります。能はシリアスな作品が多く、古典文学を題材にして展開されるため、少し敷居が高い印象があります。しかし、狂言は庶民の日常生活をユーモラスに描いているため、非常に親しみやすいのが最大の特徴です。見る者は思わず笑ってしまうようなエピソードが至る所に散りばめられており、喜劇としての側面があります。

それだけでなく、狂言はその中に深い人間洞察を含めています。喜びや悲しみ、葛藤といった人間の普遍的な心理が巧みに描写されており、現代社会に生きる私たちにとっては、時に深い気づきを与えてくれる作品でもあります。観劇を通じて、過去からの知恵を受け取ることができるのが狂言の魅力でもあるのです。

6月公演の注目曲目



今回の公演で演じられるのは、「萩大名」と「梟山伏」の2曲です。

  • - 「萩大名」
萩の花見に訪れた大名が、茶屋で和歌を詠むように頼まれますが、最後の一句が思い出せずにあたふたする様子が描かれています。普段の生活において、誰もが経験することですので、観客は思わず共感し、笑いを誘われることでしょう。

  • - 「梟山伏」
山から帰った男の様子が妙だと感じた山伏が、祈祷していると、男が梟のような声を発し始めるという一風変わった内容。これもまた、日常の中の不思議な出来事を捉えた興味深い作品です。

公式YouTubeでの紹介動画も要チェック!



また、今回の「横浜狂言堂」でお話を担当する狂言師の野村万之丞さんは、横浜能楽堂公式YouTubeで特集されています。若き狂言師として活躍する彼が語る思いと挑戦に関する動画が公開中です。

こちらから可視化された野村万之丞さんの挑戦の物語をご覧頂けます。
公演前にぜひご覧いただき、舞台の楽しみを倍増させましょう!

開催概要


  • - 公演名: 横浜能楽堂普及公演「横浜狂言堂」
  • - 日時: 令和7年6月8日(日)午後2時開演
  • - 会場: 港南公会堂
  • - アクセス: 横浜市営地下鉄「港南中央駅」から徒歩1分
  • - 内容: お話 野村万之丞、狂言「萩大名」(和泉流)、狂言「梟山伏」(和泉流) 野村万蔵、野村眞之介
  • - 入場料: 全席指定 2,200円
  • - チケット取り扱い: 横浜能楽堂HP オンラインチケット申し込み、または電話050-3092-0051(カンフェティ 平日10:00〜17:00)
  • - 問合せ: 横浜能楽堂 電話: 045-263-3055

日本の伝統芸能に触れる貴重な機会です。多くの方々のご来場を心よりお待ちしています!


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