らくリズ、仙台初のダンスイベント大盛況
2025年10月11日、仙台市の「あおばの風テラス」で行われたシニア女性向けダンスコミュニティ「らくリズ」の初イベントは、地域の熱い期待に応え、大盛況のうちに幕を閉じました。このイベントは、長年にわたって東京や大阪で展開してきた「らくリズ」の東北初進出ということもあり、参加者たちの心の中には特別な思いが溢れていました。
ダンスで生きがいを提供する「らくリズ」とは
「らくリズ」は、シニア女性のためのダンスコミュニティで、昭和歌謡やソウルミュージックに合わせて楽しく体を動かすことで、参加者同士がつながり、生きがいを感じることを目的としています。そのスタイルは、身体を動かすことに加え、楽しい時間を過ごすことに重きを置いており、まさに“今が青春”を実現しています。
参加者の熱気が会場を包む
この日のイベントには、合計109名の参加者が集まりました。特に50代から70代の女性が多く、参加者同士の笑顔と会話が飛び交う中、全3クラスが行われました。小雨が降り、気温が低い中での開催でしたが、参加者たちは久しぶりのダンスに心を躍らせ、笑顔が絶えませんでした。懐かしい曲に合わせて体を揺らしながら、思わず口ずさむ姿も印象的で、会場全体が明るいエネルギーに包まれました。
「またやってほしい!」と期待寄せる声
イベントの終了後、参加者たちは「また仙台で開催してほしい」という強い要望を寄せました。中には秋田や山形から2時間以上かけて来た方もいて、地域からの期待の高さがうかがえます。また、講師たちへの握手や写真撮影の列ができ、参加者一人一人がこの特別なひとときを楽しみ切った様子が印象的でした。
講師の冨田麗子さんは、「こちらでも開催したいという温かい声をいただき、とても感動しました」と述べ、参加者への感謝を込めた言葉を送りました。同じく講師の原田千夏さんも「小雨の中でも、皆様の優しい笑顔に包まれ、とても特別な一日となりました」と語ります。彼女たちの思いが、参加者たちの心にも深く響いたことでしょう。
地域活性化にも期待—今後の展開は?
主催者である仙台リビング新聞社の堤田由紀子さんは、このイベントを通じて参加者たちが心から楽しんでいる姿が見られたことが何よりの喜びだと語りました。また、地域の自治体関係者も来場し、「地域活性化の観点からの導入に関心がある」との声が寄せられました。今後は仙台を中心に東北各地でのダンスイベントを展開することも視野に入れているとのことで、このコミュニティがどのように広がっていくのか、注目です。
今後に期待
「らくリズ」が仙台での成功を基に、さらに多くの地域で展開されることを願います。シニア女性たちが集い、共に楽しい時間を過ごし、健康的な生活を送る上で、これからも重要な役割を果たしていくことでしょう。彼女たちの