=LOVEが築いた感動の瞬間
2025年5月6日、東京都国立代々木競技場 第一体育館で行われた=LOVEのアリーナツアーファイナルは、約2.2万人を集め、過去最多の動員数約9万人の一大イベントとなった。このツアーは、埼玉県から始まり、全国5都市を巡る形で開催され、盛り上がりを見せていた。
ツアーのテーマとオープニング
今回のツアーのテーマは、近未来を舞台にしたもので、人々が忘れてしまった“感動”を呼び覚ますことを目的としていた。開演早々、ファンの期待が高まる中、最新シングル『とくべチュ、して』がパフォーマンスされた。衣装は鮮やかな赤色で、アイドルらしい可愛さを存分に発揮し、会場は歓声で満たされた。
メンバーたちはエネルギー溢れるパフォーマンスを展開し、次の『Want you!Want you!』では笑顔を輝かせ、会場の雰囲気をさらに盛り上げた。
大人の魅力と艶やかさ
次のブロックでは、黒を基調とした衣装に変わり、印象が一新。=
LOVEが上昇するセットの上でのパフォーマンスが繰り広げられ、激しいダンスと歌声で観客を魅了した。『呪って呪って』や『手遅れcaution』では、その情熱的な表現が観客の心に響き渡り、会場の熱気は最高潮に。
さらに『ラブクリエイト』や『Oh!Darling』では、観客にアイテムを配布して盛り上がりを作り、にぎやかな雰囲気が広がった。
クライマックスへ
後半では、白の衣装に変わり、ダンストラックが入ると共にパフォーマンスが再び高まりを見せた。『いらない ツインテール』『CAMEO』では、凛々しい表情で歌い上げ、観客の心を掴んだ。特に『青春”サブリミナル”』では、一体感溢れるシンガロングが生まれ、会場が一つにまとまった。
その後、リーダーの山本杏奈が感謝の気持ちを伝えると、『とくべチュ、して』を再度披露。最後にはきらびやかな紙吹雪が舞い、ライブの本編が締めくくられた。
アンコールでの感動
しかし、ライブはこれで終わらない。アンコールでは、生バンドを背にし、観客の期待に応えるパフォーマンスが行われた。『恋人以上、好き未満』や『夏祭り恋慕う』など、5曲が続けて上演され、場内の盛り上がりは加速。
さらに、追加公演の発表もあり、7月には更なるパフォーマンスが予定されていることからも、その人気は衰えることを知らず。最後の『探せ ダイヤモンドリリー』で、場内は興奮の渦に包まれ、満足感に浸る姿が印象的だった。
ダブルアンコールとして、再び『とくべチュ、して』が披露され、メンバーたちは観客との絆を深め、幸福感に満ちた瞬間を演出した。
未来への期待
この日、=LOVEはファンへの感謝とともに、名実ともに一流のアイドルグループとしての存在感を示した。今後の活動にも期待が高まる中、アリーナツアーはさらなる進化を続けると確信させる、充実した公演となった。ファンの応援に支えられ、彼女たちの映像商品『=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』も発売され、次なるステップへと進む姿が楽しみだ。