新たな幕開け!BS10プレミアムで石原裕次郎の魅力を再発見
映画専門チャンネル「BS10スターチャンネル」がリニューアルし、その名を「BS10プレミアム」に改める。新しいスタートを切ったこのチャンネルは、1986年の開局から40周年を迎えるにあたって、日本映画と音楽コンテンツを強化して、エンターテインメントの幅を広げる。新たなキャッチコピーは「今日もいい映画、今日もいい音楽」。これにより、他のチャンネルでは見られないプレミアムな作品が楽しめる。
そのリニューアルの一環として放送されるのが、音楽番組『歌聖へのラブレター ~私しか知らない石原裕次郎~』だ。これは、日本人の心に残る歌手を“歌聖”として取り上げ、知られざるエピソードや秘蔵映像をもとにその魅力を掘り下げるもの。今回の“歌聖”に選ばれたのは、昭和の大スター石原裕次郎。彼のファンである中山秀征が裕次郎への愛を語り、名曲を歌い継ぐ金児憲史も出演する。さらにオトナの歌謡曲プロデューサー・佐藤利明による解説が、裕次郎の知られざる側面に光を当てる。
石原裕次郎の足跡を辿る特集番組
『歌聖へのラブレター』は全2部構成で放送され、前編が11月22日、後編が11月29日に放送予定だ。また、石原裕次郎の軌跡を辿る豪華な特集映画も用意されている。彼の鮮烈なデビュー作『狂った果実』や、記憶に残る名作『嵐を呼ぶ男』、甘くも切ない『銀座の恋の物語』、大人の魅力が光る『夜霧よ今夜も有難う』の全4作品を特集する。
- - 『狂った果実』は、石原裕次郎が初主演を果たした青春ドラマで、湘南の海を舞台に享楽的な兄と内向的な弟の対立を描く。若者たちの無秩序な青春模様が独自の視点で描かれた作品だ。
- - 『嵐を呼ぶ男』では、裕次郎の代表作としてジャズ界を舞台に描かれる。彼の主人公は、女性マネージャーに導かれながら成長していく若者の物語だ。音楽と恋愛、アクションが交錯する印象深い作品で、裕次郎がドラムを叩きながら歌う名シーンも見逃せない。
- - 『銀座の恋の物語』は、裕次郎の大ヒット曲をもとにした歌謡メロドラマで、銀座を舞台に若き画家の純愛を描くストーリー。彼と恋人との愛の行方が魅力的に描かれ、昭和の風情ある銀座の風景も見どころだ。
- - 『夜霧よ今夜も有難う』では、裕次郎と浅丘ルリ子の黄金コンビが再び登場。絶妙な人間模様を描きながら、ウィットに富んだセリフが印象に残るムードアクションとなっている。
放送情報
これらの特集は、11月20日から30日まで続き、BS10プレミアムで視聴可能。昭和の大スター石原裕次郎の魅力を多角的に楽しめるこの機会に、多くのファンが再び彼の作品に触れることができるだろう。これを機に、彼の音楽や演技に感動し、新たなファン層の拡大が期待される。ぜひお見逃しなく!