フランクフルト・ブックフェア2025に向けた日本の出版文化の強力な発信
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁の委託を受け、2025年のフランクフルト・ブックフェアに出展することを発表しました。このイベントは日本の豊かな活字文化を海外に広める絶好の機会であり、参加者は様々な国の出版社と商談を行うことができます。
フランクフルト・ブックフェア2025の概要
このフェアは日本の書籍の翻訳出版を推進するための商談会が行われ、今年は特にドイツだけでなく英国やスイスの出版社も招待され、より広範なネットワークを形成します。商談会は2025年10月16日(木)の午前9時から午後1時まで開催され、参加者には国際的な出版業界の関係者が多数集まることでしょう。
活字文化のグローバル展開推進事業
この取り組みは「活字文化のグローバル展開推進事業」と名付けられ、日本の作家や出版社が国際的に活躍するためのステージを提供します。具体的には翻訳家の書籍発掘や育成を行い、作品が海外で広がるためのサポートを行います。VIPOは今年で3回目の商談会を計画しており、日本の書籍の魅力を世界中に発信していく意気込みを見せています。
Japan Book Bankの紹介
さらに、VIPOの運営によるオンラインカタログサイト「Japan Book Bank」が、フランクフルト・ブックフェアでの書籍紹介を担当します。このサイトでは日本の書籍を英語と日本語で検索可能で、海外の出版社や映像制作会社に向けた作品の魅力をアピールします。先着でノベルティの配布も行う予定です。
海外との連携の重要性
文化庁とVIPOは、日本の出版コンテンツが海外でどのように受け入れられるかをリサーチし、文学関係者にも理解を深めてもらうための事業も展開しています。翻訳出版や映像化に興味を持つ海外の出版社やプロデューサーとのビジネスチャンスを広げることで、日本の文化が持つ独自の価値を国際的に発表できる場を設けています。
ご相談・お問い合わせ
このプロジェクトに関する詳細や問い合わせについては、下記の連絡先までご連絡ください。特に「Japan Book Bank」は、海外における翻訳出版や映像化に強い関心を持つ日本の出版コンテンツが多数登録されています。
E-mail: jppp_vipo@vipo.or.jp
E-mail: jbb@vipo.or.jp
お申し込みの際は「FBF2025」と件名に記載してご連絡くださいますようお願い申し上げます。
フランクフルト・ブックフェア2025は、日本の文学が新たな舞台でどのように発展するのか、期待が高まるイベントです。