さくらももこの『たびたび』、笑いと感動の旅エッセイ集
2023年3月25日、さくらももこの新しいエッセイ集『たびたび』が発売され、瞬く間に注目を集め、重版が決定しました。この作品は、彼女の魅力が存分に詰まった旅に関するエッセイ11編を収録しており、ももこのユニークな視点から描かれる旅の様子には、読者を笑顔にさせる力があります。
『たびたび』の内容とは
エッセイ集『たびたび』は、かつてさくらももこが編集長を務めた雑誌「富士山」に掲載されていた未刊行の作品が中心です。これまで書籍化されることがなかった素材から構成されており、ファン待望の出版となりました。朝井リョウからの特別寄稿も収録されており、さくらももこのエッセイストとしての魅力を再確認できる内容です。
このエッセイでは、さくらももこが様々な国を旅する中での出来事や感情が生き生きと綴られています。ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナ氏との出会いや、中国茶に翻弄された香港の様子、食に溢れた大阪や福岡の魅力が描かれています。さらには、天国のように美しいバリで再会した思い出も紹介されており、読者は世界各国を旅する気分に浸ることができるでしょう。
朝井リョウの推薦
著名作家の朝井リョウは、作品に対して「配慮はするけれども遠慮はしない」とコメントし、著者のエッセイを通して感じる絶妙な心地良さが心を打つと語っています。この推薦の言葉こそが、『たびたび』のコンセプトを象徴しています。この作品を手に取ることで、日常から少し離れた非日常な世界に浸ることができます。
「富士山」とは
「富士山」とは、さくらももこが編集長を務める中で誕生した特異な雑誌であり、全5号が刊行されました。彼女は企画や取材、文章、マンガの執筆を一手に引き受け、自らの世界観を見事に昇華させました。その作品は、爆笑を誘うエッセイや風刺が豊富に含まれており、さらには農作業から食文化に至るまで、多彩なテーマが探求されています。この『たびたび』でも、そんな彼女のユーモアと独自の視点が引き立っています。
出版の背景と著者紹介
さくらももこは、1965年に静岡県で生まれ、1984年に漫画家デビューを果たしました。代表作として知られる『ちびまる子ちゃん』は、1986年に連載を開始し、瞬く間に国民的人気に。この作品は後にアニメ化され、エンディングテーマ「おどるポンポコリン」の作詞も担当し、レコード大賞を受賞しています。
彼女のエッセイ『もものかんづめ』三部作もすべてミリオンセラーを記録し、数々の作品で活躍を続けています。今なお彼女のユーモアあふれる物語は、多くの人々に愛されています。
書籍情報
- - タイトル: たびたび
- - 著者名: さくらももこ
- - 装丁: 祖父江慎+志間かれん(コズフィッシュ)
- - 発売日: 2023年3月25日
- - 造本: ハードカバー・B6変形
- - 定価: 1,870円(税込)
- - ISBN: 978-4-10-407306-1
- - URL: 新潮社
『たびたび』で、さくらももこの魅力的な旅の世界をぜひ味わってみてください!