Blenderアドオン事典が間もなく発売
株式会社ボーンデジタルから、話題の3DCGソフトBlenderに特化した書籍『職種と用途で探せる Blenderアドオン事典』が2025年3月下旬に発売されることが発表されました。この書籍では、Blenderのアドオンを用途別や職種別に整理して、理解しやすく提供することを目指しています。
便利なアドオンの魅力
Blenderにおけるアドオンは、制作作業を効率化し、さらには作品の質を向上させるための重要なツールです。しかし、アドオンの種類は豊富で、どれを選んだらよいのか迷うことは少なくありません。特に、アドオンを探す際、どのサイトから取得するのかも選択肢が多く、初心者にはハードルが高いとも言えます。
その点、『職種と用途で探せる Blenderアドオン事典』は、CG系情報を発信する「3D人」によるもので、多彩な著名なクリエイターたちが推奨するアドオンの数々を、あらゆる視点から紹介することを目的としています。
書籍の構成
本書は二つのパートに分かれています。第一部では、「3D人」自身が厳選した250のアドオンを、職種(モデラー、リガー、コンポジターなど)と用途(モデリング、リギング、ライティングなど)のそれぞれの6つの職種カテゴリ及び16の用途カテゴリに分類。読者は興味のあるテーマから、欲しいアドオン情報を手軽に探せる仕組みが用意されています。また、各アドオンの概要や、おすすめポイントや機能を簡潔に取り上げています。
この他、無料で使用できるアドオンも多数紹介されており、「アドオン未経験だけどお試しで使ってみたい」方にも適した内容です。アドオンの世界に足を踏み入れるための最適な一冊と言えるでしょう。
第二部:第一線で活躍するクリエイターたち
第二部では、Blenderで活動する6名のクリエイターが、おすすめのアドオンの利用法や制作実績を独自の観点から解説。著名なアーティストたちの実践的なノウハウが詰まったこのセクションは、より多くのインスピレーションを得るための貴重な情報源となります。具体的には、ますく(坂本一樹)、藤田将、Liryc / OBF TOKYOの藤本貴志・中村沙耶、りょーちも、涌井嶺らがその内容を充実させています。
アドオンの導入には
さらに、本書の冒頭では、Blender解説でも知られるYouTuber「zen」がリリースされたばかりのBlender 4.2に搭載された「Extensions」にも触れ、アドオンのインストールについての要点が整理されています。これにより、初心者から経験者までが安心してアドオン利用を始められる内容になっています。
まとめ: 誰におすすめか
この書籍は、これからBlenderのアドオンを使用したいと考えている方、アドオンを使うことでどんなことができるのか興味がある方、または新たなアドオンを発見して制作に活かしたい方に非常におすすめの内容です。アドオン情報を迅速に手に入れたいクリエイターにとって、必携の一冊となることでしょう。
書籍情報
- - 書名: 職種と用途で探せる Blenderアドオン事典
- - 著者: 3D人
- - 発行・発売: 株式会社ボーンデジタル
- - 定価: 4,950円(税込)
- - ISBN: 978-4-86246-608-2
- - サイズ: B5正寸、オールカラー
- - 総ページ数: 432ページ
- - 発売日: 2025年3月下旬
Blenderアドオンの世界を広げるこの書籍、ぜひ手に取ってその新たな可能性を探ってみてはいかがでしょうか。