「ながおか 米百俵フェス」2日目レポ
今年で7回目を迎える「ながおか 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~」が、5月25日、国営越後丘陵公園で華やかに開催されました。このフェスは、秋から初夏へと開催時期が変更され、越後長岡百景の一つに選ばれたこの美しい公園が新たな聖地となりました。会場は「香りのばらまつり」で賑わい、参加者を迎える準備が整っています。
昼間は厚い雲に覆われていましたが、米の収穫に欠かせない恵みの雨も味方となり、生活の中での自然の恵みを感じさせる一日となりました。
輝叶のパフォーマンス
オープニングアクトとして登場したのは、長岡出身のアーティスト、輝叶。ステージに現れた彼女は、ダンサー2人と共にセクシーなパフォーマンスで観客を魅了しました。彼女の持ち歌「Bon Voyage」では、ツインテールを揺らしながら、堂々とした歌声を響かせます。「今日のながおか米フェスのオープニングアクトを務めることができてとても嬉しいです」と挨拶した彼女は、客席に向けて「しっかり楽しんでください!」と呼びかけました。2曲目には、ドラマ『フォレスト』のオープニング曲「For Love」を披露し、最後の曲「ICY」では臨場感溢れる歌唱を見せ、観客の拍手を浴びました。
IS:SUEのエネルギッシュなパフォーマンス
続いてステージに登場したのは「IS:SUE」。彼女たちのエネルギッシュなメッセージソング「CONNECT」でスタートし、観客からは大きな声援が送られました。自己紹介では、新潟県出身のNANOが「ただいま!」と会場に向かって手を振ると、ファンからの「おかえり!」という声が返ってきました。彼女たちは「Love MySelf」や「SHINING」などを披露し、ダンス部の生徒たちとのコラボレーションも行い、観客を盛り上げました。曲のエネルギーは会場中に響き渡り、素晴らしい一体感を生み出しました。
MA55IVE THE RAMPAGEのヒップホップエナジー
次のパフォーマンスは、ヒップホップユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」。冒頭から力強いパフォーマンスで観客を魅了し、川上から江夏のファンを沸かせました。「雨を吹き飛ばすような力強いパフォーマンスで、観客全員を一つにまとめる存在感」と称賛される彼らの魅力は、特に新潟でのパフォーマンスにおいて際立ちました。新潟名物や「コシヒカリ」など、地域に根ざしたトークが会場の和やかな雰囲気をさらに高めました。
wacciの温かい音色
次に登場したのは、wacci。彼らのパフォーマンスは、心に温かさを与えるものでした。「少年」や「恋だろ」といった人気曲を披露し、観客と一体となった歌声は会場に響き渡りました。MCでは「皆さんの日頃の行いのおかげで、雨も降っていません」と笑顔で語り、観客との距離感を感じさせる楽しいセッションが展開しました。
JUNNAのパワフルな表現
最後に登場したJUNNAは、その存在感で観客を一瞬で引き込む力を持っていました。「我は小説よりも奇なり」や「情熱モラトリアム」といった曲を通じて、彼女のエネルギーが会場に伝わり、観客も一緒になって盛り上がりました。彼女の強いメッセージに沿った歌詞とパフォーマンスは、聴衆の心を打ちました。彼女の最後の曲「Believe In Myself」は、観客に希望や勇気を与え、心に響くフィナーレとなりました。
このように、「ながおか 米百俵フェス」は、音楽や文化の交流を深める素晴らしいイベントとなりました。参加者が笑顔で音楽に浸り、食の楽しみも満喫しました。次回のフェスも楽しみです。
取材・文/翡翠
撮影/田中聖太郎
花火撮影/井上スタジオ
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