沖縄農家のファンタジー
2025-02-05 11:36:53

農業を舞台にした新たな冒険!沖縄の農家が描くファンタジー

沖縄の現役農家、やまだゆーりーが作家デビュー



沖縄県在住の現役農家であるやまだゆーりーさんが、ついに作家としての第一歩を踏み出しました。彼が手がけた新しいシリーズの読み物、『天才?発明家ブロロッコイダイコンのうか 大ピンチ!』が、2025年2月5日に出版されます。この作品は、あらゆる世代の読者に楽しんでもらえるように工夫が凝らされており、特に子供たちに親しみやすい内容となっています。

農業とメカの融合



この作品は「農業×メカ」をテーマにしたエンターテインメントで、農作業を行っている現役農家の視点から描かれたユニークな設定が魅力です。登場するのは、「へんてこな農業メカ」に加えて、野菜の特性が活かされたキャラクターたち。例えば、作中に登場する「モミモミらくちんトラクター」は、振動が激しい旧式トラクターを改良した想像の産物。作業中に腰をマッサージしてくれるこのトラクターは、まさに農家ならではのユーモアが溢れています。

あらすじと登場キャラクター



物語の主人公は、困っている人々を助けるために新しいメカを開発する青年、ブロロッコイ。彼はある日、野菜の国「ヤッサ国」で発生したダイコン不足の大事件に直面します。農家たちがやる気を失っていることを知ったブロロッコイは、再びダイコンを育てるために頑張りますが、開発するメカはどれも奇妙なものばかり。

この本には、主人公ブロロッコイの他にも、さまざまな野菜をモチーフとしたキャラクターが登場し、彼らの特性がストーリーに反映されています。例えば、ブロッコリーモチーフのブロロッコイは、温度が上がると花が咲く様子が描かれており、そのユーモラスさは一読の価値があります。

読書が楽しくなる工夫



本書は、全ページオールカラーで描かれており、イラストの細部に至るまで楽しむことができます。色とりどりの食材たちが生き生きとしており、どんな野菜がモチーフになっているか考えるだけでも楽しめます。また、ページには図解や四コマ漫画といったおまけも豊富に盛り込まれ、単なるストーリーの読むだけでなく、視覚的にも楽しませてくれます。

作者について



やまだゆーりーさんは、農業をテーマにしたイラストをSNSで発信しているイラストレーターでもあります。彼の日々の経験を反映させたキャラクターやストーリーは、本書に込められた遊び心を際立たせています。今後、彼の作品がどのように発展していくのか、目が離せません。

書誌情報



  • - タイトル: 『天才?発明家ブロロッコイダイコンのうか 大ピンチ!』
  • - 発売日: 2025年2月5日
  • - 定価: 1,540円(税込)
  • - ISBN: 978-4-591-18368-7
  • - ページ数: 80ページ
  • - 対象年齢: 小1、小2
  • - 詳細: ポプラ社書誌ページ
  • - Amazonリンク: こちらから

新たな冒険の幕開けとなる『天才?発明家ブロロッコイダイコンのうか 大ピンチ!』。農業や教育に興味のある方はもちろん、子どもたちにもぜひ手に取ってもらいたい一冊です。


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