漫画投稿プラットフォーム「comilio」が手数料を大幅引き下げしクリエイター支援を強化

comilio、手数料を大幅改定

マンガ投稿プラットフォーム「comilio（コミリオ）」を運営する株式会社ユーツーテックが、クリエイター支援のために手数料を20％から8％へ引き下げることを決定しました。この改定は、クリエイターにとって「収益性」と「創作の自由」を両立させるための重要な一歩となります。

手数料改定の背景

デジタルコンテンツ市場は急速に成長している一方で、クリエイターが安心して活動できる環境を整えることが不可欠です。comilioは「クリエイター・ファースト」を掲げ、その理念に基づいて活動しています。今回の手数料改定はその姿勢をより明確にするものです。具体的には、サービス手数料として3%、決済手数料、海外販売手数料を含めて合計で8%となります。

海外売上に関しては、引き続き一律10%の販売手数料が適用されますが、国内のクリエイターにとっては大幅な負担軽減につながります。この新しい手数料体系は、2025年5月分の売上から適用される予定で、新旧すべてのクリエイターに自動的に適用されます。

新機能の発表

comilioは、漫画だけでなく左綴じのイラスト本も投稿できるため、多様なクリエイターのニーズに応えることができるプラットフォームです。さらに、Discordとの連携機能をリリースし、ファンクラブ限定コンテンツを幅広く展開することが可能となりました。この機能により、ファンとの交流がより深まることが期待されています。

また、comilioのログインを外部サービスに組み込むことができる機能も新たに公開され、ファンクラブ限定ショップの構築などが容易になります。これにより、クリエイターは自身のブランドを確立しやすくなるでしょう。

クリエイター支援の取り組み

comilioは引き続き、クリエイターを支援するための機能開発に注力します。また、世界中にファンを増やすための施策も積極的に展開します。ユーザーは会員登録後に、好きな漫画を自由に読めるほか、ファンクラブ機能を利用してお気に入りのクリエイターを応援することができます。

さらに、漫画に特化した高品質なビューワーが提供されているため、快適な読書体験を実現しています。自動翻訳機能のおかげで、外国語がわからないクリエイターでも世界に向けて作品を広めることができるのです。