Nao’ymt、25周年記念企画で薫る「JINE」の新曲『Unknown』が配信開始

Nao’ymt、25周年企画で「JINE」再始動

Nao’ymtが25周年を記念したプロジェクト『矢的直明2025』の一環として、伝説のR&Bコーラスグループ「JINE」が新曲『Unknown』を9月1日に配信しました。これにより、長い沈黙を破り、JINEが舞い戻ってきました。

JINEについて

JINEは、Nao’ymt、Jun、Eijiの三人からなる日本のR&Bコーラスグループで、その存在はまさに幻。彼らがインディーズ時代に発表したCDは、廃盤となった後も高値で取引され、根強いファンを持つ特殊な存在です。2014年にはその代表曲をまとめたアルバム『CLASSICS』がリリースされましたが、その後は音沙汰がありませんでした。2025年、Nao’ymtの25周年という節目に、JINEが満を持して再始動することとなったのです。

新曲『Unknown』の魅力

新曲『Unknown』は、あたたかくセクシーなスローR&Bトラックで、そのサビには「Never be alone」というリフレインが繰り返され、聴く者の孤独な心を優しく包み込むようです。日本語パートでは、「湿る肌を行き交う指先」や「ふたりだけ照らす弓張り月」といった繊細で官能的な表現が印象的で、大人のR&Bの世界観を見事に描写しています。

この楽曲は、JINEの特有の魅力を余すところなく発揮していると言えるでしょう。マスタリングは、The WeekndやBillie Eilishの楽曲を手がけるDave Kutchが担当。R&BのプロフェッショナルであるNao’ymtのプロデュースと、JINEの独特な歌声が融合し、心の奥に響く一曲へと仕上がっています。

Nao’ymtの功績

Nao’ymtは東京都千代田区出身の音楽家で、作詞や作曲、トラックメイクを手掛けており、三浦大知や安室奈美恵といったアーティストのプロデュースでも知られています。彼の作品は、日本の音楽シーンにおいて大きな影響を与えてきました。「球体」などの代表作は、多くの人々から高い評価を受けています。また、安室奈美恵には数多くの楽曲を提供しており、その提供数は小室哲哉に次ぐものです。

さらに、2025年には大阪・関西万博の公式ショーや、ゲーム『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』への楽曲提供など、多岐にわたって活躍の場を広げています。