小泉今日子のCO2ゼロツアー
2025-03-27 11:56:20

小泉今日子、全国ツアーのCO2排出量を実質ゼロに!サステナブルな取り組みが話題に

小泉今日子が実現したサステナブルな全国ツアー



2024年10月26日から12月21日まで、歌手で俳優の小泉今日子が全国16都市21公演を行う「TOUR 2024 BALLAD CLASSICS」が予定されています。このツアーにおいて、彼女の活動の一部はCO2排出を実質ゼロにすることが大きな特徴となっています。これは、株式会社UPDATERの協力を得て、さまざまな移動や会場電力におけるCO2排出を抑えるための取り組みの一環です。

同社は、環境と社会に配慮した事業を進める企業で、今回のツアーを通じて地球温暖化対策としてカーボンオフセットプロジェクトを支援しています。具体的には、ツアーに関連するCO2排出量を算出し、それをJ-クレジットという仕組みを使ってオフセット。排出された二酸化炭素は合計で約120トンにおよび、その量は一般的な家庭の年間の排出量に相当します。

カーボンオフセットの取り組み



今回、カーボンオフセットの対象としたのは、以下の4つの要素です。

  • - 会場の使用電力(約23トン)
  • - 出演者、スタッフの移動(約45トン)
  • - 出演者、スタッフの宿泊(約27トン)
  • - 機材の運搬(約20トン)

これらの活動から出るCO2をゼロにするために、UPDATERはJ-クレジットを活用。J-クレジットは、企業や自治体が省エネ活動や森林管理を行った際の実績を認証する制度で、これにより削減量を環境価値として換算し、CO2排出量をオフセットします。

J-クレジットの活用



具体的な取り組みとしては、会場の使用電力を実質再エネ100%にするために、家庭における太陽光発電設備の導入によって排出されたCO2をクレジットとして活用。これにより23トンのCO2削減を実現しました。また、愛媛県の繊維工場でのボイラー更新を通じて、設備の環境負荷を下げ、92トンのCO2をオフセットしています。これにより、全体で約120トンのCO2排出が実質ゼロとなりました。

障がい者支援とのつながり



更に、今回取得したJ-クレジットの証明書には特別な意味もあります。横浜市にある障がい者自立支援施設のNPO法人ぷかぷかのメンバーがデザインしたこれらの証明書は、発行ごとに3000円が障がい者施設の支援に使われる仕組みです。小泉今日子のツアーは、音楽やエンターテイメントの枠を超えて、社会に貢献する取り組みを推進しています。

ツアーの詳細



このサステナブルなツアーは、全国各地で多くのファンとの触れ合いを生む機会でもあります。各都市での公演が楽しみな中、特に注目したいのは出演陣。小泉今日子をはじめ、バンドメンバーも揃い各地で音楽の力を届けることになります。コンサートは、神奈川から始まり、東京、大阪など、全国を巡る予定であり、多くのファンにとって見逃せないイベントとなるでしょう。

小泉今日子とは



小泉今日子は1982年に歌手デビュー以来、多数のヒット曲をリリースし、俳優としても関わるなど多才な才能を持つエンターテイナーです。2022年にはデビュー40周年を迎え、ますますその活動の幅を広げています。自身の会社「明後日」を通じて、音楽だけでなく、舞台や映像、出版など、ジャンルを問わず取り組んでいる彼女は、今後も多くの人々にインスピレーションを与え続けることでしょう。

参考リンク



このように、音楽と環境保護が融合する小泉今日子の全国ツアーは、単なるライブイベントの枠を超えた大きな意味を持つものになっています。今後の活動から目が離せません。


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