新しい睡眠教育
2025-11-05 11:06:38

子どもたちの健康を守る新しい睡眠教育「みんいく」ハンドブックを発表!

子どもたちの健康を守るために ネット社会に生きる皆さん、日々の生活リズムはいかがでしょうか。スマートフォンやインターネットが普及した今、好きな動画やゲームに没頭するあまり、睡眠時間が減少している子どもたちが多くなっています。本日は、そんな子どもたちのために新たに発売される『新版「みんいく」ハンドブック』についてご紹介いたします。



『新版「みんいく」ハンドブック』の内容とは?


学事出版株式会社がこの度刊行する『新版「みんいく」ハンドブック小学校/中学校』は、生活習慣改善を目的にした子ども向けの副教材です。「みんいく」は「睡眠教育」をテーマとし、子どもたちに良い睡眠習慣を身につけさせることを目指しています。このハンドブックは、睡眠の重要性を学びながら、知識を身に付け、今の生活スタイルを見直すための内容を豊富に取り揃えています。

十分な睡眠を確保することが、からだとこころの健康につながるという理念に基づき、子どもたちが睡眠の大切さを理解し、実生活に役立てるための支援を行います。『新版「みんいく」ハンドブック』では、視覚的にもわかりやすくなるように、イラストや図解を豊富に用いています。

子どもたちの実態と「みんいく」教育


厚生労働省のデータによると、小学生の推奨睡眠時間は9から12時間、中学生は8から10時間ですが、実際の平均睡眠時間は小学生で8時間56分、中学生で7時間57分。どちらも推奨時間を下回っているのが現状です。この原因の一つは、夜の遅い時間までのスマートフォンやゲームの影響です。

「みんいく」は、実際に堺市で導入された睡眠教育の成功事例をもとに展開されています。大阪府堺市立三原台中学校に着任した木田哲生氏は、睡眠改善を通じて児童の欠席率を減らすことに成功しました。堺市全体での「みんいく」普及に尽力した木田氏は、現在多くの自治体でもこの教育を取り入れています。参加自治体は青森、宮城、神奈川、新潟、静岡、兵庫、福岡、沖縄など、全国に広がっています。

ハンドブックの特徴


1. 視覚に訴える教材


『新版「みんいく」ハンドブック』は、年齢ごとに段階的に学ぶことができ、イラストや図解、写真などを多用することで、理解を深める助けとなります。

2. 睡眠改善のためのポイント


このハンドブックでは、睡眠改善に向けた具体的な「ポイント」を解説し、子どもたちが意識しやすいように工夫されています。

3. 自己チェックのためのツール


さらに、自分の睡眠を見直すための「睡眠票」や「チェックリスト」も収録されており、子どもたちが主体的に睡眠の質を向上させるためのステップを踏めるよう配慮されています。

監修者・著者のプロフィール


本書の監修を行ったのは、日本睡眠学会理事長である内村直尚氏。睡眠医学の第一人者であり、数々の研究と著作を持っています。編著者の木田哲生氏は、大阪府の教育委員会での実績を基に、「みんいく」を日本全国に広める活動を行ってきました。彼の熱意と専門知識に支えられた本書は、非常に信頼性の高い教材です。

おわりに


子どもたちの健やかな成長を支えるため、睡眠の重要性を理解してもらうことが急務です。『新版「みんいく」ハンドブック』は、そんな子どもたちへのサポートを目的とした一冊。皆さんもこの機会にぜひ手に取って、睡眠教育の必要性を理解し、子どもたちとともに実践してみてはいかがでしょうか?

詳細な情報や書籍の購入については、学事出版の公式サイトやオンラインストアでご確認ください。


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