戦後80年の対話
2025-08-05 14:50:17

池上彰が語る、戦後80年の反省と未来を見据えた対話の意義

池上彰が語る、戦後80年の反省と未来を見据えた対話の意義



2025年が「戦後80年」という節目を迎える中、名古屋テレビ放送は特別番組『池上彰と考える!戦後80年~戦争のない未来のために~』を放送します。この番組では、日本のジャーナリスト池上彰が、名古屋出身のタレント須田亜香里と子役の寺田心と共に、戦後の歴史を考察し、未来の平和を築くための思考を深めていきます。

戦争の記憶を受け継ぐ意味



戦争によって引き起こされた悲劇を直接体験した世代は年々少なくなっており、その記憶の継承がますます重要になっています。現在、国内外でさまざまな紛争が続き、特に2024年は国家間の衝突が過去最多に達しています。このような背景の中、若い世代が戦争についてどのように考えていくのかを、池上彰は問いかけます。

番組の収録は名古屋市名東区に位置する「戦争と平和の記念館 ピースあいち」で行われ、出演者たちは館内の展示を見学しました。寺田は「木銃」を手に取り、その使用方法について池上から説明を受けた際に驚きの表情を見せるなど、戦争の実態に触れることでリアルな感覚を得ていました。

さらに、池上は、戦後の名古屋市内での給食の再現に挑み、当時のメニューに含まれていた脱脂粉乳を須田と寺田が飲んだ際の反応も記録されています。この体験を通じて、歴史を体感し、未来への意識を育む瞬間が展開されました。

戦争の爪痕を探しに



池上は名古屋市内に残る戦争の爪痕を訪れ、不発弾の発見現場などをリポートしました。戦争による影響は今もなお形を変えて存在しており、そうした実情を伝えることがいかに重要かを、彼は強調しています。他にも、愛知県内の学校教育についての貴重な資料や、現在の防衛産業の動向など、多角的に戦争を見つめる情報が取り上げられています。

池上彰のメッセージ
「戦争を二度と起こさないためには、戦争の経験を持たない世代がその教訓をどのように受け継いでいくかが重要です。私たちが戦後80年を迎えた今、過去の悲劇をしっかりと認識し、二度と繰り返さないための意識を持つことが必要です。」

須田亜香里の思い
「世界のどこかで今も戦争が続いていて、それは単なる過去の話ではないと強く感じました。歴史を知ることの大切さを多くの人に伝えたいと思います。」

寺田心の声
「若い世代は戦争を経験していないため、意識が薄れていくことは深刻です。進んで学び、次の世代に大切なメッセージを伝えていく必要があります。」

番組の詳細


この特別番組の放送は、2025年8月15日(金)午後1時45分から。名古屋岐阜三重の東海地域での視聴が可能です。番組はTVerやLocipoで見逃し配信される予定です。未来へ向けた大切なメッセージを、ぜひ多くの方に受け取っていただきたいです。

番組の詳細はこちらから:メ~テレ


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