西成の魅力を語る
2025-04-17 12:07:15

大谷昭宏と國友公司が語る西成のリアルな魅力とは?書籍発売記念トークイベント開催

大谷昭宏と國友公司、西成の深層に迫るトークイベント



2025年5月10日(土)、大阪のミナミにおいて特別イベント「西成DEEP潜入トーク」が開催される。今回のイベントは大谷昭宏さんと國友公司さんという二人の名手が登壇し、彼らの最新著書『西成DEEPインサイド』の発売を記念して行われる。これまでの彼らの経験や、西成という地域の持つ独特の魅力について語る貴重な機会となる。

西成区、釜ケ崎とは?



西成区の釜ケ崎は「日本三大ドヤ街」とも称される地域であり、日雇い労働市場が広がっていることで知られる。YouTubeやSNSでは「治安が悪い街」として取り上げられることも多いが、実際にはそれだけでは語りきれない人々のリアルな生活が存在する。

大谷さんは1972年、当時27歳の時に読売新聞の記者としてこの地域に潜入。日当1900円という劣悪な労働環境を報告し、その後の取材でも暴動などの社会問題を鋭く切り取ってきた。彼の取材は多くの市民に影響を与え、その後も西成に関連する様々なトピックに取り組んでいる。

一方、國友公司さんは2018年に釜ケ崎で78日間暮らし、その体験をもとに書籍『ルポ西成』を発表。ルポライターとしての視点から、彼の本には現地の人々の生活がリアルに描写され、特に若い世代からの共感を呼んでいる。この本は7万部を超えるベストセラーとなり、彼の名を広めるきっかけとなった。

書籍『西成DEEPインサイド』の魅力



『西成DEEPインサイド』は、朝日新聞出版からの新刊であり、釜ケ崎の過去と今を徹底的に掘り下げたルポルタージュだ。この著書では、貧困や暴動、日雇い労働といったテーマを中心に、人々の複雑な背景を浮き彫りにしている。2人の潜入体験が豊かに語られ、読者に新たな視点を提供する内容だ。「ようこそ、カオスの楽園へ」というキャッチコピーが示す通り、この本は単なる社会問題の報告にとどまらず、西成という土地の持つ魅力と、その背後にある人間ドラマに迫っている。

イベントの詳細



トークイベントは5月10日(土)の17:00から、ロフトプラスワンWESTで行われる。開場は16:30となっており、入場料は前売りで2,500円、当日で3,000円(共に1オーダーが必要)。さらに、ネット配信も用意されており、視聴料金は2,000円でアーカイブも2週間閲覧可能だ。参加者はこのイベントを通じて、釜ケ崎の実像を知り、新たな理解を得ることができるだろう。

また、参加者には書籍の物販も用意されており、ここでしか手に入らないサイン本も期待できる。トークで語られる内容もさることながら、参加者同士の交流も楽しみなイベントとなるに違いない。

まとめ



5月10日に開催されるこのトークイベントは、西成という地域について深く知ることができる貴重な機会だ。大谷昭宏さんと國友公司さんの経験を通じて、西成に対する理解が深まることを期待している。特に、密度の高い潜入トークは聞き逃せない。興味のある方はぜひ参加を考えてほしい。詳しい情報やチケット購入は、ロフトプラスワンウエストの公式サイトから確認できる。


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