地球の歩き方北九州市が国際アワードで受賞その裏側とは

地球の歩き方北九州市が受賞

株式会社gaaboo（ガーブー）がプロデュースした『地球の歩き方北九州市』のプロジェクトが、世界的に権威のある「Graphis Advertising Awards 2025」において「Silver賞」と、「シティプロモーションアワード2024」においても北九州市との連携により二つの賞を受賞しました。これにより、地域振興とクリエイティブな取り組みが高く評価される結果となりました。

栄誉ある受賞の背景

Graphis社は1944年にスイスで設立されて以来、世界中から優れたグラフィックデザイン作品を集め、アワードを開催しています。今回受賞した『地球の歩き方北九州市』のプロモーションでは、地元の市民の情感に訴えるビジュアルやキャッチコピー、多様な施策を展開しました。特に、小倉駅でのクリエイティブ掲出や市民参加型のイベント、さらには北九州モノレールとのコラボ企画が印象的です。

これらの施策は、地域の魅力を引き出し、新たな形での発信を目指したものです。市民が参加できるイベントや、街に根ざした形でのプロモーションが、ガイドブックの認知度向上に寄与したと言えます。

シティプロモーションアワードでの成果

「シティプロモーションアワード2024」では、北九州市が主体となり、gaabooとの連携によって『地球の歩き方北九州市』を広める取り組みが評価されました。特に注目されたのは「担当者熱意・インキュベーション賞」と「地方公務員オンラインサロン賞」です。地域活性化を目指す中で、地元自治体との協力がどのように功を奏したのか注目が集まります。

gaabooの従業員が北九州市に派遣され、地域のPR戦略を強化するための取り組みが行われ、これが市と企業を繋ぐ架け橋となりました。地域の情報発信力を強化するための連携協定が結ばれ、さまざまな企業と協力しながら、魅力的なプロモーションが行われました。

プロジェクトの総括と今後の展望

プロジェクトの統括責任者である辻正隆代表は、受賞の喜びを語りつつ、この取り組みが地域振興の一助となることを願っております。「日本が元気になるために必要なのは、地方と若者が活気を持つこと」との思いから、今後も地域への支援を続けていく意向を示しています。

このプロジェクトでの成功は、単なる成果に留まらず、地方自治体が地域の魅力を磨くために、どのように企業と協力していくかの新たなモデルケースともなり得ます。

これからもgaabooが手掛ける地域支援の活動には、ますますの注目が寄せられることでしょう。ぜひ、今後の展開に注目していきたいところです。