台湾の誇り、Elephant Gymがフェンダーと手を組む
台湾を代表するインストゥルメンタル・ロックバンドのElephant Gymが、フェンダーミュージック株式会社とのアーティスト・パートナーシップを発表しました。このパートナーシップの締結は、台湾出身のアーティストとしては初めての試みとなり、KT Chang(ベース)とTell Chang(ギター)の二人がフェンダーのアーティストとして公式に認められることになります。今後、フェンダーは彼らの音楽活動を多方面からサポートし、より大きな表現の場を提供することを約束しています。
フェンダーのビジョン
フェンダーは、「アーティストは天使であり、彼らに飛ぶための翼を与えることこそが、我々の使命である」という創設者レオ・フェンダーの言葉を胸に、様々なジャンルや年齢層のアーティストとパートナーシップを結ぶことで、音楽的な文化の発展に貢献しています。具体的には、楽器や機材の提供、修理やメンテナンスを行いつつ、楽曲制作やライブパフォーマンスを通じてアーティストをバックアップしていきます。KT ChangとTell Changもこのサポートを受けて、それぞれの音楽の旅路をさらに深め、広げていくことが期待されています。
Elephant Gymの魅力
Elephant Gymは、2012年に高雄で結成された3人組のバンドで、リズミカルでメロディアスな音楽スタイルが特徴です。KT Changのベースサウンドを中心に、Tell ChangのギターとTu Chia-Chinのドラムが絶妙に絡み合い、独自のアンサンブルを展開しています。彼らの音楽は、アジアや欧米のフェスティバルでも演奏され、世界中のリスナーに愛されています。デビューEP『BALANCE』から、これまで無数のツアーを行い、様々な国で活躍の場を広げてきました。
新たな挑戦と未来のビジョン
2025年には、東京で開催される「FENDER EXPERIENCE 2025」に出演することも決定しており、音楽ファンにとって注目のイベントになること間違いありません。KT ChangとTell Changはそれぞれのファンに向けて、特別な音楽体験を届けることでしょう。
Tell Changは、「フェンダーのファンとして、このパートナーシップに非常に嬉しく思っています。フェンダーのギターが僕の人生に大きな影響を与えてくれていると感じています」とコメントし、これからの音楽活動に対する期待を表明しました。
フェンダーミュージックのエドワード・コール社長もこの発表に際し、KT ChangとTell Changの音楽性を称え、彼らがさらなる飛躍を遂げられるよう全面サポートする意志を語っています。彼の言葉にある「音楽がもたらす感動とインスピレーションは、彼らの音楽を通じて多くの人々に届くことでしょう」というフレーズからも、フェンダーとの関係が将に互いにとって大きなステップアップであることが伺えます。
結論
これからのElephant Gymの活動がどのように展開していくのか、ファンにとっては非常に楽しみな状況です。フェンダーとの協力がもたらす新しい音楽の風景を、彼らと共に楽しむことが待ち望まれます。未来の彼らのパフォーマンスが、どのような素晴らしい瞬間を提供してくれるのか、期待が高まります。