復刊企画「Re文庫」第3弾『中世の森の中で』予約開始！

復刊企画「Re文庫」第3弾が登場！

株式会社書泉が展開する復刊企画「Re文庫」より、第3弾として名著『中世の森の中で』（堀米庸三編）が復刊されることが決まりました。この本は、過去に中世ヨーロッパの生活史を探求した貴重な作品であり、多くの読者に新たな視点を提供してきました。予約は2025年11月20日から開始され、注目が集まっています。

「Re文庫」とは？

「Re文庫」は、過去に出版されたが在庫がなく手に入りにくい名作を復刊させるコラボレーション企画です。株式会社書泉が大日本印刷（DNP）と共に手掛け、書店員の目利きが光る選書によって、今なお読み継がれるべき作品を市場に流通させることを目指しています。この取り組みは、書店からの「この本を読者に届けたい」という想いを形にするものです。

『中世の森の中で』について

本書は、かつて1970年代に初版が発行され、大変好評を博した作品です。中世ヨーロッパの生活の様相を描き、市民や農村の人々の生活に焦点を当てています。一般に知られた騎士や城の華やかさから離れ、庶民の一日や一年を通じて、神と自然、人間の不思議な共存を探求しています。これにより、読者は当時の生活史を深く理解することができるでしょう。

復刊の背景

中世の職業や日常生活についての書籍はあまり存在しませんでした。しかし、本書はその貴重な一冊として、当時の考えと現代の研究を読み比べる機会を提供します。河出書房新社の編集部では、過去の執筆陣の素晴らしい視点が現在にも通じることを強調しており、この復刊が新たな読者にとっても価値ある経験となることを願っています。