成瀬あかりシリーズがついに完結
小説ファン待望のシリーズがついに完結を迎えます!
2023年3月に刊行され、2024年本屋大賞や坪田譲治文学賞など多くの賞を受賞した宮島未奈氏のデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』、そしてその続編『成瀬は信じた道をいく』は、発売からわずか半年で累計発行部数150万部を突破し、大ヒットとなりました。そんなセンセーショナルな作品群の最新かつ完結編である『成瀬は都を駆け抜ける』が、12月1日に新潮社より登場します。
本作では、滋賀から名門・京都大学へ進学した主人公の成瀬あかりが、新しい仲間たちと様々な経験を通じて成長する姿が描かれます。舞台は美しい千年の都、京都。新たな人物たちとの出会いや、以前から登場していたキャラクターたちとの再会が、成瀬に新たな刺激を与えます。
豪華な推薦文
この作品の魅力を語るために集まったのは、多岐にわたるジャンルで活躍する著名人たち!お笑い芸人のダイアン・津田篤宏さん、文芸評論家の三宅香帆さん、そして漫画家の森田まさのりさんから寄せられたコメントは、いずれも絶賛に満ちています。
さっそく、津田さんのコメントから。「この子やっぱりおもろいな!成瀬の大学生活はゴイゴイスー!」と笑いを交えつつ、その楽しさを表現しています。彼自身の大学生活とも重なる部分があり、リアルな青春ドラマとして読者に響く部分が多いのでしょう。
また、三宅香帆さんは「成瀬がいてくれる京大生活を体験できて、嬉しかった!ありがとう成瀬!」と語り、成瀬の存在がどれほどの喜びをもたらしたかを伝えています。文芸評論家ならではの視点から、この作品が持つ深みや、成瀬のキャラクターに対する愛情が感じられます。
さらに、森田まさのりさんは「読んでて無性に成瀬の顔を描いてみたくなった。小説読んでこんなの初めてかも!」と、自身の創作意欲まで掻き立てられた様子。これは、作品が持つビジュアル的な魅力を物語っています。
物語の中身
『成瀬は都を駆け抜ける』では、大学生活を満喫する成瀬が直面する新たな問題や、恋愛、友情、そして成長が詰まったエピソードが展開されます。彼女の次なる目標は「京都を極める」というもので、様々な出来事を通じて成長していく姿が描かれます。
一方、東京の大学へ進学した仲間・島崎みゆきには、成瀬からの突然の知らせが届きます。その知らせが何なのか、物語が進むにつれて解明されていくと思うと、読み進める手が止まらなくなります。
成瀬あかりの物語は、青春の一瞬一瞬を描き出し、読者を引き込む力がある作品です。これまでの作品を追ってきたファンはもちろん、新たにこの物語を手に取る方にもピッタリな一本となっています。
著者の思い
著者の宮島未奈さんは、「成瀬あかりシリーズはこれで完結です」と語り、登場人物たちがどれほど大切な存在であったかを振り返ります。彼女の言葉からは、作品にかける愛情と、読者への感謝が込められています。「『成瀬は都を駆け抜ける』は成瀬あかりとそれを取り巻く人々の魅力がたっぷり詰まった一冊になっています。どうぞお楽しみに!」と、著者自身もこの完結作への期待を膨らませています。
書籍の詳細
新潮社から刊行される『成瀬は都を駆け抜ける』は、四六判ソフトカバーで、価格は税込1870円。ISBNは978-4-10-354953-6です。また、特設サイトも開設されており、最新情報や特典もチェック可能です!
私たちも、この完結編がどのように展開されるのか、今から楽しみにしています。