新しい子育ての味方!赤ちゃんのための数絵本が登場
株式会社主婦の友社は2025年8月6日に、注目の赤ちゃん絵本『頭のいい子を育てるプチすうじのないあかちゃんかずえほん』を発売します。この絵本は、赤ちゃんが持つ生まれながらの「ナンバーセンス」に着目し、算数的思考を育むことを目的としています。
赤ちゃんが持つナンバーセンスとは?
認知神経科学の最新研究によると、赤ちゃんは「ナンバーセンス=数の直感」を持って生まれていることが分かっています。それは、言葉を話せる以前から、1から3までの小さな数の違いを直感的に感じ取る能力です。この絵本は、赤ちゃんのこうした能力を活かしながら、楽しみながら数の感覚を育てることをコンセプトにしています。
数を感じる!イラストと音
本書では、赤ちゃんに数を直感的に感じ取ってもらうために、視覚と聴覚に訴える工夫が施されています。数字や数詞を使わず、かわいいイラストと対応するオノマトペをリズミカルに繰り返すことで、情景を描写します。これにより、赤ちゃんは「数字のない数の世界」を楽しみつつ、ナンバーセンスを育むことができるのです。
例えば、絵本の中では、小さなお魚がいくつか登場し、数を足したり引いたりといった場面が展開されます。これらのストーリーは、赤ちゃんが数の増減という基礎的な算数概念を楽しみながら学ぶ手助けとなります。
96ページのボリューム
この絵本は、あかちゃんにとって新しい発見がいっぱいの96ページものボリュームです。赤ちゃんが1から3までの数を様々なパターンで表現しているため、どこから読んでも楽しめます。親子で一緒にゆっくりと読み進めることで、より深い絆が生まれることでしょう。
シリーズ累計200万部の信頼
この絵本は、ベストセラーで知られる『あかちゃんごおしゃべりえほん』や『あかちゃんごおしゃべりずかん』を手掛けたかしわらあきお氏と、発達心理学の専門家である小林哲生氏のタッグによって制作されました。これまでの成果からも期待が高まっています。この新たな「数」シリーズで赤ちゃんの算数的思考を育むことが目指されます。
著者・監修者プロフィール
かしわらあきお
新しいことが好きな絵本作家であるかしわらあきお氏は、独自のアイデアを元にした絵本や商品を多く手掛けています。他にも多様なキャラクター開発も行なっており、その世界観には個性があふれています。
小林哲生
小林哲生氏はNTTコミュニケーション科学基礎研究所の部長として活躍し、心理・認知科学の専門家として数々の著書を持つ名実ともに優れた研究者です。発達心理学においての専門知識は本書の監修に活かされています。
発売情報
- - タイトル: 頭のいい子を育てるプチ すうじのないあかちゃんかずえほん
- - 作・絵: かしわらあきお
- - 監修: 小林哲生
- - 発売日: 2025年8月6日
- - 定価: 1,650円
- - 版型/ページ数: B5変型判・96ページ
- - ISBN: 978-4-07-461729-6
このほかにも、同時発売される姉妹本『頭のいい子を育てるプチ すうじにであうかずずかん』も注目です。これは、「いち,に,さん,し,ご」と言った言葉を使ったカウンティングに焦点を当てたボードブックで、オノマトペと数詞がともに楽しめる構成となっています。
この新しい赤ちゃん絵本を通じて、親子の時間を豊かにしながら、早い段階からの数の教育を楽しんでいただきたいと思います。