エイベックスの新たな挑戦
2025-09-16 10:47:16

エイベックスがMusic Storyと提携し楽曲価値の最大化を目指す

エイベックスが高まるストリーミング市場に挑む



エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社(AMC)が、音楽メタデータの国際的リーダーであるMusic Story社と新たな戦略的提携を結びました。この提携は、日本の主要音楽レーベルとして初の試みであり、デジタルプラットフォーム上での音楽メタデータの最適化を目的としています。

Music Story社との提携背景



Music Story社は、音楽メタデータの仕組みを独自に構築し、クライアントに高品質な音楽体験を提供する企業で、国際的に展開しています。クライアントには、グローバルなメジャーレーベルや主要音楽サービス、メディア企業などが含まれ、音楽の権利管理に寄与しています。CEOのジャン=リュック・ビオレ氏は「メタデータは重要な差別化要因になりつつあり、エイベックスは品質と構造への投資を通じてリーダーシップを示している」と述べています。

楽曲の資産価値を再定義



エイベックスの中島和義デジタルソリューショングループゼネラルマネージャーは、ストリーミング時代における楽曲が「単なるカタログ」ではなく、「生きた資産」であると語りました。今回の提携では、エイベックスが保有する膨大な楽曲カタログのメタデータを世界水準で最適化し、国内外のデジタルプラットフォームにおける楽曲の見つけやすさを向上させることを狙っています。これによって、リスナーはより多様な音楽との出会いを楽しみ、アーティストやクリエイターにはその作品に対する適正な報酬が保証される仕組みが整います。

今後の展望と企業理念



エイベックスは「エンタテインメントの可能性に挑み続ける」という企業理念のもとで、新たなリリース同様の情熱をもって資産に対して革新的なアプローチを展開します。また、タグラインに「Really! Mad+Pure」を掲げており、グローバルな戦略の加速と持続的成長を目指しています。

MUSIC STORY社の概要



MUSIC STORYは、フランスに本社を置く企業で、音楽のメタデータとエンジニアリングソリューションに特化したグローバルリーダーです。50ヶ国以上、13ヶ国語でサービスを提供し、技術的な専門知識を活かしてユニークな音楽体験を実現しています。日本においては、音楽テック企業の進出を支援するPRTL社がパートナーシップの推進を担当しています。

エイベックスの多角的な事業展開



エイベックスは、音楽、映像、海外事業の3つの大きな柱を持つ日本最大級のエンタテインメント企業です。音楽レーベルとしては、幅広い音楽コンテンツを企画・制作し、さらには映像関連やクリエイティブ制作、ECサービスなど多岐にわたる事業を展開しています。今回の提携は、音楽業界全体における新たな可能性を示唆していると言えるでしょう。

このように、エイベックスのMusic Story社との連携によって、新しい音楽体験の提供が期待され、今後の展覧が注目されています。


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