細川護熙氏のエッセー『私のプリンシプル』重版決定
今年の12月28日に発売されるエッセー『私のプリンシプル』が、発売前にも関わらず重版されることが決定しました。著者である細川護熙氏は、第79代内閣総理大臣として知られる一方、アーティストとしても積極的に活動を行っています。
この書籍は、細川氏の人生観や哲学を12のテーマを通じて語るもので、特に多くのメディアで取り上げられ、瞬く間に完売書店が続出しました。取り扱いは熊本県内の書店やAmazonと限られていますが、それにも関わらず全国からの注文が殺到したことが、作品の注目度を物語っています。読売新聞でも紹介され、その後の需要が一層高まったことが重版の決定に繋がりました。
『私のプリンシプル』の内容
本書では、細川氏が熊本県知事や内閣総理大臣という立場で培った経験をもとに、人生における大切な考え方を披露しています。政治だけでなく、芸術や文化への思いも深く詰まっており、彼自身が育んだ教養や思索が十二分に表現されています。
「媚びず、奢らず、自分らしく」といった信念を持って生きることを大切にする細川氏は、政治界引退後に陶芸や書画といった芸術活動にも取り組み、年齢を重ねてもなお、活力に満ちた生活を送っています。彼の言葉は、時に迷い、悩む私たちにとって、勇気を与えてくれるものとなります。
実際、購入した読者からは「内閣総理大臣でも普通の人間であることが分かり、親しみが湧いた」「生き方についてのヒントが多く、読み応えがあった」といった感想が寄せられています。特に、ビジネスシーンにも応用できるコミュニケーションテクニックが豊富に盛り込まれている点も評価されています。
著者 細川護熙氏とは?
細川護熙氏は、1938年生まれ、上智大学法学部を卒業後に新聞記者を経て政治の道へ。1983年には熊本県知事を務め、その後1993年から1994年まで内閣総理大臣を歴任しました。60歳で政界を引退し、以降はアートの世界に没頭しています。
ジョギングを楽しむ一方で、陶芸や書、漆芸、ふすま絵など多岐にわたる芸術活動を展開する細川氏。現在も神奈川県湯河原町と東京を行き来しながら、創作活動に励んでいます。彼の人生と価値観を彩るエッセー『私のプリンシプル』の重版が、さらなる話題を呼ぶことは間違いありません。
書籍情報
- - 著者:細川護熙
- - 定価:1870円(本体1700円+税)
- - 発売日:2024年12月28日
- - 判型:四六判・上製本
- - ページ数:240ページ
- - 発行:熊本日日新聞社
- - ISBN:978-4-87755-667-9
- - 購入ページ: Amazon | 熊日出版
この素晴らしい書籍を手に取って、細川氏の哲学や生き方に触れてみてはいかがでしょうか。