園児と保護者を守る！「ポンちゃん防災おやくそくポスター」の新登場

「ポンちゃん防災おやくそくポスター」の登場

株式会社こどもりびんぐが発行する情報誌「園ふぁん with 新幼児と保育」。その3月号に付録として配布された新しい防災ツール、「ポンちゃん防災おやくそくポスター」が注目を集めています。このポスターは、全国9000の幼稚園や保育園に配布され、園児とその保護者に向けた防災意識の向上を図るために制作されました。

ポスターの特徴と意義

このポスターは、日本保育防災協会の監修のもと、園児たちが親しみやすく使えることを考慮してデザインされています。ポスターには、防災に関する標語「お・は・し・も・ち」が紹介され、あんふぁんやぎゅっての公式キャラクター「できたて！ポンチポンチ」のポンちゃんたちが登場します。このキャラクターを通して、園児たちが楽しく防災について学べるようになっています。特にイラストと平仮名表記を取り入れることで、子どもたちが理解しやすい内容となっています。

ポスターの右下には二次元コードがあり、これをスキャンすることで「&あんふぁん」の防災に関する記事にアクセス可能。ここでは日本保育防災協会の認定講師である藤實智子先生が、園での防災活動や家庭での備えについて、具体的なアドバイスを提供しています。

教材としての活用例

この「ポンちゃん防災おやくそくポスター」は、単に掲示するだけではなく、教材としても活用されています。以前配布された熱中症対策のポスターでは、教室や階段といった目に付きやすい場所に掲示されており、「キャラクターと平仮名の組み合わせが、園児たちの興味を引きつけている」といった意見が寄せられています。ポンちゃんを使ったクイズ形式の活動を通じて防災対策を学ぶ園もあり、保育活動を活性化する一助となっています。

防災対策を巡る特集号の内容

「園ふぁん with 新幼児と保育」3月号の特集は、「起きる前にできること園の防災対策ってどうしている？」というテーマで構成されています。藤實智子先生による防災の心得や、各幼稚園での防災対策の実例に加え、おすすめの防災絵本や紙芝居の紹介も盛り込まれています。このように、ポスターの活用法も含め、さまざまな視点から防災教育が提案されています。

発行部数は約1万7400部で、首都圏・関西・北海道・九州と広範囲に配布され、幼稚園の先生方にも届く形となっています。また、デジタル版の電子ブックも用意されており、より多くの人々が情報にアクセスできるよう工夫されています。

これからの活動

こどもりびんぐは今後も「ポンちゃん」を活用し、園児たちに向けて防災などの難しいテーマをわかりやすく伝えていくためのツールを提供する方針です。防災意識を高めることは、子どもたちの安全を守るためにも重要な取り組みであり、特にこのような楽しく学べる方法を選択したことは、教育現場において大きな意味を持ちます。みんなの力で、次世代の防災意識を高めていきましょう。