異世界の後宮で薬剤師が奮闘！新感覚ファンタジーがコミカライズ連載開始

薬剤師が異世界の後宮で繰り広げるサバイバルストーリー

日本の創作コンテスト「創作大賞2023」でPalcy賞を受賞した、優月アカネさんの新たな作品が、関心を集めています。その作品は、コミカライズされ、マンガアプリ「Palcy」での連載がスタートしました。タイトルは『後宮湯屋の事件帖～死罪回避したい崖っぷち薬師には謎が舞い込む～』。異世界での薬剤師がどのようにサバイバルを繰り広げるのか、胸躍る物語が待っています。

主人公の薬剤師・海里が目覚めたのは、中華風の異世界。しかし彼は人攫いに捕まり、去勢された男性と間違えられ、後宮の宦官として売られてしまいます。配属先は厳しい状況にある赤字の湯屋であり、1年で利益を上げられなければ死罪が待ち受けています。この絶体絶命の状況で、薬学の知識を駆使し、商売人としてのセンスを活かし、海里は次々と困難を打破していきます。

物語は単なるサバイバルではなく、海里が皇族や妃嬪たちから注目を浴び、複雑な人間関係が描かれることで、読者はさらに引き込まれること間違いありません。海里がどのようにしてこの難局を乗り越え、成長していくのかが見どころです。

原作者・優月アカネさんのコメント

原作者の優月アカネさんは、創作大賞に挑戦した理由について、「以前から漫画原作に興味を持っていたため」と語ります。受賞の知らせを受けた際には、驚きと喜びが同時に押し寄せ、数日を経てその嬉しさを噛み締めたそうです。それ以来、担当編集者との打ち合わせを重ね、物語をより面白くするための努力を重ねてきました。

優月さんが注目するのは、作品内で描かれる人間ドラマです。また、主人公を含むキャラクターにはそれぞれの物語が存在し、それを丁寧に描写していきたいとのこと。奈津先生の素晴らしい作画によって、キャラクターの魅力が一層際立つ力強い作品に仕上がることが期待されています。

編集者のコメント

Palcy編集部の担当編集者は、創作大賞の審査中に本作を読み、「優月先生が描く明るくて魅力的なヒロインを多くの読者に届けたいと感じた」と語ります。約2年にわたる改稿作業では、優月先生のアイデアやリサーチ力には毎回驚かされ、その中華世界のリアリティを高めるための細やかな研究に感心しきりだったそうです。

海里の不運な性質にも関わらず、彼が折れずに挑戦し続ける様子は、きっと多くの読者に勇気を与えてくれることでしょう。この物語の展開から目が離せません！ぜひ、みなさんも海里を応援しながら、異世界後宮での冒険に参加してみてください。