革新的なバンブー建築で誕生した新しいスターバックスがロンボク島にオープン！

ロンボク島に誕生した新しいスターバックス

インドネシアのロンボク島に、名実ともに新しい時代を象徴する世界初のバンブー建築によるスターバックスが誕生しました。このプロジェクトは、日本のBambooアーティスト岡崎氏が代表を務める「Bamboo Lab」が手掛けており、持続可能性と現代的なデザインを見事に融合させています。

サステナブルな設計から生まれた独自性

新たにオープンした「スターバックスクタマンダリカ」は、竹を主要材料として使用した建築が特徴です。訪れる人々は、自然と調和した独特のアーチ形状の天井を仰ぎ、開放的な空間でリラックスすることができます。自然由来の素材が作り出す温もりある雰囲気に包まれ、特別なひとときを楽しめる場として注目されています。

また、エコカップなどの竹製のグッズや、地元の職人とコラボしたオリジナルアイテムも取り扱う予定で、店を訪れることでサステナブルな取り組みに経済的に貢献することができます。

Bamboo Labの卓越したデザイン技術

Bamboo Lab Architect社は2020年の設立以来、ロンボク島を拠点にバンブー建築の最前線を走っています。これまでに数々の独創的なプロジェクトを実施、特に2022年にオープンしたロンボク島最大のバンブー・レストラン「Milky Wave」は大人気を博しています。これらの経験をもとに、スターバックスクタマンダリカは新しい成功を収めることが期待されています。

急成長するロンボク島

「第二のバリ島」と称されるロンボク島は、インドネシア政府による観光経済特区の指定を受けて急速な発展を遂げています。国際サーキット場であるマンダリカ・サーキットの開設やショッピングモール、リゾートホテル、さらにはテーマパークの開発が進行中で、この島は今や観光地として注目の的となっています。

Bamboo Labは、こうした成長するロンボク島において、再生可能な材料を利用したサステナブルな建築を提供し、観光産業の発展にも寄与しています。竹は成長が早く、環境負荷を軽減しつつ、建材としてのメリットも多い優れた素材です。R竹の調達から加工、実際の建築に至るまでの一貫したサプライチェーンを確立し、地域経済や雇用の創出にも貢献しています。

未来の観光と竹の可能性

さらに、2025年4月にはインドネシア観光開発公社（ITDC）との共同プロジェクトによるビーチフロントの5つ星ホテル建設が決定しており、これによって観光インフラの強化が図られます。このプロジェクトは、インドネシア、日本、ドバイの企業による国際ジョイントベンチャーとして進行し、地域経済を活性化させることが期待されています。

このスターバックスのオープンは、バンブー建築の可能性を広げる重要な一歩であり、Bamboo Labは今後も新しい価値を提供し続けることでしょう。環境への配慮を忘れないデザインが求められる現代、スターバックスクタマンダリカの存在がどのように受け入れられるのか、今後の展開が楽しみです。

【店舗情報】

- 店名：Starbucks Kuta Mandalika
- 所在地：インドネシア・ロンボク島マンダリカ経済特区
- 運営会社：PT. Bamboo Lab Architect
- 住所：Jl. Mawun, Sengkol, Kec. Pujut, Kabupaten Lombok Tengah, Nusa Tenggara Bar. 83573
- 連絡先：satoki@bamboolab-arch.com

この革命的なスターバックスがロンボク島の新しい観光名所となり、たくさんの人々に愛されることを期待しています。