MeL導入機関数1,000突破
2025-08-27 11:53:59

丸善雄松堂が誇る電子図書館サービスの導入機関数がついに1,000機関を突破!

国内導入実績No.1電子図書館、MeLが1,000機関突破!



丸善雄松堂株式会社は、同社が展開する電子図書館サービス「Maruzen eBook Library(以下、MeL)」が、日本国内外での導入機関数1,000を超えたことを発表しました。この数字は、教育や研究の現場において、MeLがどれほど広く支持されているかを示す証拠です。

MeLの誕生と成長の過程



2012年のサービス開始以来、MeLは瞬く間に成長を遂げました。当初は300タイトルほどだった提供書籍は、2013年には1万タイトルに達し、今では人文・社会・理工・医学分野の専門書から実用書、さらには文庫や教養書に重点を置いた約17万タイトルへと膨れ上がりました。この成長は、教育現場での学びの多様化に見事に応えた結果とも言えるでしょう。

幅広いコンテンツの魅力



MeLの大きな特徴は、400社以上の出版社が参加し、多種多様なコンテンツを提供している点です。ユーザーは、動画やEPUB(音声読み上げ機能付き)、さらにはオーディオブックなど、さまざまな形式のコンテンツにアクセスできます。また、MeLでは、購入した電子書籍に対してフリーキーワードでの全文検索も可能で、効率的な情報収集が実現しています。

様々なニーズへの対応



MeLは、国内の大学、企業、病院、そして国立研究機関など多岐にわたる導入が進んでおり、特に日本国内ではおよそ8割の大学で利用されています。その背景には、学生や教員が求める学びの環境の変化に柔軟に対応する努力があるのです。

さらに、2022年10月にはグループ会社の図書館流通センターと連携し、公共図書館への導入も開始されました。これにより、より多くの人々が良質な学術コンテンツに触れる機会が増えています。

さらなる展望と課題



今後、電子的な技術が進展する中で、MeLへのニーズはさらに高まるでしょう。しかし、一方で権利保全やセキュリティ強化も必要不可欠です。丸善雄松堂は、利用者と出版関係者、著作権者との協力により、利便性の高いプラットフォームの構築を続け、新たなサービス開発にも挑む意向を示しています。

ユーザビリティの追求



MeLは、利用者の声を反映させるための継続的な取り組みも行っています。特に新刊の電子書籍においては、冊子出版に合わせた「新刊ハイブリッドモデル」を導入し、ユーザーに届けるスピードを高めています。また、読み上げ機能付きのタイトルやオーディオブックの拡充も進んでいます。

教育支援への寄与



新型コロナウイルスの影響を受け、多くの人が学びの場を失った2020年には、MeLが導入機関に対して特別措置を講じ、利用者の学習環境をサポートしました。また、2024年の能登半島地震では、特定の電子書籍を無償で提供し、災害時の学びを守りました。これらの取り組みは、MeLがただのサービスではなく、人々の学びを支えるパートナーであることを証明しています。

これからのMeLに期待すること



丸善雄松堂は、核心的なビジョンを持っており、持続的な成長を重ねていくため、地域社会とも連携しながら「まなびのつながり」を育む重要性を強調しています。これからも学術・教育情報基盤の発展に寄与し、本サービスが多くの人々にとってのリソースとなることを期待しています。


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