プロジェクトの新たな幕開け
IPコンテンツの企画・制作を手掛ける株式会社Plottが、音楽市場への本格進出を発表しました。これまでショートアニメの制作に取り組んできた同社は、音楽レーベル『Plott Music』を設立し、2026年末までに50曲の楽曲を制作することを目指しています。その背景には、これまでのアニメ作品で培ったファン層と、オリジナル楽曲への高い支持があります。
音楽市場への進出の理由
Plottはこれまで、ショートアニメ『混血のカレコレ』や『全力回避フラグちゃん!』などで、オリジナル楽曲を多数プロデュースしてきました。それらの楽曲はYouTubeでの再生回数も多く、特にオリジナル楽曲『人間E判定』は配信からわずか3か月で400万回を超える再生を達成。これに加えて、関連するショート動画の投稿も多いことから、音楽コンテンツにおける重要性が広がっていることを実感したのです。
『カレコレファンミ!』の成功
昨年12月に実施された『カレコレファンミ!』は、多くのファンを集め、オリジナルグッズが完売するなど成功を収めました。このような実績から、PlottはIPを中心にした音楽展開の可能性を感じ、新たなレーベル設立に至りました。『Plott Music』では、音楽制作だけでなく、ミュージックビデオやライブイベント、オリジナルグッズの販売にも力を入れます。
メディアミックスプロジェクト『極悪特区』の始動
特に注目すべきは、新たに始動する次世代メディアミックスプロジェクト『極悪特区』です。このプロジェクトは、「ワル」×「アイドルオーディション」という斬新なテーマを持ち、YouTubeやTikTok、webtoonなど多様なメディア形式で展開されます。キャラクターデザインは人気イラストレーターREOが担当し、話題の声優たちが出演することでも注目を集めています。
ストーリーの魅力
『極悪特区』の舞台は、悪が横行する夜舞木町(やぶきちょう)。その街で突如としてアイドルオーディションが開催され、参加者は“ワル”でなければなりません。合格者はアイドルデビューと100億円の賞金を得るチャンスがあるという、緊迫感あふれる物語が展開されます。このプロジェクトは2025年2月から本格的に始まり、多くのファンを魅了すること間違いなしです。
Plottの未来に期待
Plottは今後、自社IPを基盤とし、国内外の音楽市場に積極的に展開する方針です。中期経営スローガンとして「IP革命」を掲げ、さらなる成長に向けた取り組みを進めるとともに、新たな人材の採用も行っていく予定です観察している中で、次世代クリエイターとしての成長が期待できるPlott。彼らが提供する新たな音楽コンテンツやイベントに注目が集まるでしょう。